PACIFICAが贈る新曲「Fixer Upper」
アルゼンチンのブエノスアイレスを拠点に活動するインディーロックデュオ、PACIFICA(パシフィカ)が新シングル「Fixer Upper」をリリースしました。この曲は、失恋や裏切り、未熟さなど、人間の複雑な感情をユーモラスに描き出した内容になっています。
PACIFICAの歩み
PACIFICAは、Inés Adam(イネス・アダム)とMartina Nintzel(マルティナ・ニンツェル)の二人によって2021年に結成されました。彼女たちは、The Strokesへの共通の愛をきっかけにオンラインでの友人関係を築き始め、やがてYouTubeでのカバー動画投稿から本格的なクリエイティブ活動へと発展しました。
デビュー以降、彼女たちは様々な音楽イベントに出演し、ファンの支援を得て、ニューヨークでのThe Strokes観賞旅行を経て、ついにTAG Musicとの契約を果たしました。最近では、Lollapalooza Argentinaへの出演や、イタリアのロックバンドMåneskinのオープニングアクトも務めるなど、存在感を増しています。
新曲「Fixer Upper」
新シングル「Fixer Upper」は、苦くも甘い心の旅を描いた楽曲です。歌詞には、人が抱える感情の弱さがうまく表現されており、聞く人にとって共感を呼ぶ内容となっています。PACIFICAはこの曲を通じて、聴く人が自分自身の感情を旅するような体験を提供してくれます。
新曲のリリースに合わせて、ミュージックビデオも公開されました。ビデオは、彼女たちの音楽やテーマを視覚的に補完する素晴らしい作品に仕上がっています。ぜひチェックしてみてください。
初来日公演の決定と追加公演
PACIFICAは、注目の中で初の来日公演を発表しました。東京公演は瞬時に完売し、その後の追加公演も決定。以下のような公演スケジュールが発表されています。
- - 【東京】12月8日 (月) 代官山 SPACE ODD [売り切れ]
- - 【東京】12月9日 (火) 代官山 SPACE ODD [追加公演]
- - 【大阪】12月10日(水)Music Club JANUS [追加公演]
公演はオールスタンディングで、チケットは7000円(税込)となっており、詳細はクリエイティブマンの公式サイトで確認できます。若者から大人まで、幅広いファン層を持つPACIFICAのライブパフォーマンスは、必見です。
音楽の未来を担うPACIFICA
2023年にリリースされたデビューアルバム『Freak Scene』は、彼女たちの音楽スタイルを確立する作品となりました。2000年代初頭のガレージロックやポストパンクの要素を取り入れつつ、彼女たち独自のサウンドを作り上げています。このアルバムに収録された楽曲たちは、聴く者の心を揺さぶる力を持ち、アンセムとも言えるような存在になっています。
2024年には、アルバムのアコースティックバージョン『Freak Scene: NAK Sessions』をリリースし、より深い感情の表現を試みる予定です。
PACIFICAの取り組みは、全世界の音楽シーンに新たな風を吹き込んでいます。これからの彼女たちの動向から目が離せません。