未来レシピコンテスト受賞
2023-10-31 10:40:19

未来の食卓を彩る!サステナブルレシピコンテスト受賞作品発表

未来の食卓を彩る!サステナブルレシピコンテスト受賞作品発表



2023年、SDGs達成目標である2030年を見据えたレシピコンテスト「Creative Chefs Box 2030」の受賞作品が発表されました。愛媛県北宇和郡にある「森の国 目黒テーブル」を会場に、オンラインでも発表されました。このコンテストは、持続可能な社会の実現に向け、次世代の料理人たちが環境負荷を低減した創造的なレシピを提案する場として注目を集めています。

審査基準と受賞作品



審査は、テーマへの適合性に加え、「サステナビリティ」「クリエイティビティ」「見た目」の3つの観点から行われました。さらに、SRA英国本部が推進するFOOD MADE GOODスタンダードに基づき、「食料の無駄をなくす」といった点も加点対象となり、厳正な審査の結果、最優秀賞1作品、審査員特別賞3作品、協賛特別賞2作品が選出されました。

受賞作品一覧

最優秀賞:「プッチィーニカボチャのウニリゾット 〜スープ仕立て〜」(吉川琴晴さん/ザ・キャピトルホテル東急)
審査員特別賞(薬師神シェフ賞):「京都府産のお野菜を使った古代米のお茶漬け」(白井翔太郎さん/ひらまつ レストランひらまつ高台寺)
審査員特別賞(加藤シェフ賞)・協賛特別賞(ごみの学校賞):「そば粉100%のフルーツガレット」(遠藤泰希さん/ザ・キャピトルホテル東急)
審査員特別賞(冨成シェフ賞):「宮崎県産食材のタルタル」(鄭大羽さん/フリーランス料理人)
* 協賛特別賞(ちとせグループ千年祭賞):「東京野菜を使った飛竜頭スピルリナあん」(北澤孝騎さん/ザ・キャピトルホテル東急)

審査員コメント



各審査員からは、受賞作品への熱いコメントが寄せられました。

薬師神陸氏(unis エグゼクティブシェフ)は、白井さんの作品について、「非常に美しく、京都産の食材へのこだわりが感じられ、海外の方、日本の方双方楽しめる料理」と絶賛。季節の変化にも対応できる点も高く評価しました。

加藤峰子氏(FARO シェフパティシエ)は、遠藤さんの作品について、ビーガン料理への挑戦や、廃棄物の活用といった点に感銘を受け、「若い料理人が環境負荷を低減した料理に取り組んでいることに感動した」とコメント。

冨成寿明氏(日本料理富成 オーナーシェフ)は、地域活性化への貢献を重視し、「実際に食べてみたいと思えるレシピ」に仕上がっている点を評価しました。一方で、参加者全体の地域活性化への意識の低さを課題として指摘しました。

コンセプトと主催団体



「Creative Chefs Box 2030」は、2030年を見据え、未来の食のあり方を考えるコンテストです。サステナビリティへの関心の高まりを受け、環境に配慮した食文化の創造を目指しています。

主催は、一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会。英国本部と連携し、フードサービス業界におけるサステナビリティ推進に貢献しています。

まとめ



本コンテストは、若い料理人たちの創造性とサステナビリティへの意識の高さを示す、重要なイベントとなりました。受賞作品は、公式サイトで確認できます。未来の食卓を彩る、革新的なレシピの数々は、私たちに持続可能な食生活を考えるきっかけを与えてくれます。

会社情報

会社名
一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会
住所
東京都渋谷区恵比寿南3-4-16アイトリアノン301
電話番号

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