Instagramの新サービス
2021-03-30 12:30:01

Instagramの秘密を探る「Pixial」: 新たなマーケティングツールの登場

Instagramを可視化する新たなツール「Pixial」



近年、国内外で人気が急増しているInstagramは、単なる写真共有のプラットフォームを超え、企業と消費者との重要なコミュニケーション手段となっています。しかし、このSNSの持つ膨大なデータは、利用者にとっては「見えるようで見えない」存在になってしまっています。特に企業が効果的にマーケティング活動を進めるためには、キャンペーンの事前調査や効果測定が不可欠ですが、その実施が難しいのが現実です。

そんな中、株式会社ジャパン・カレントが開発した「Pixial」は、Instagramの世界を可視化するための強力なツールです。このプラットフォームは、データ分析だけでなく、人間の感覚からもインサイトを得られる大きな価値を提供します。

自由な分析が可能なクラウド型サービス



「Pixial」は、ユーザーが簡単にInstagramのデータを分析できるように設計されています。主に二つの機能が特徴的です。まず一つは、ハッシュタグに基づく「ハッシュタグ分析」です。利用者はハッシュタグに関連する投稿の詳細を調査し、「いいね数」「コメント数」「投稿画像」といったデータを一括して可視化することができます。この機能は、ユーザーの需要や消費者の行動を理解するうえで、非常に重要な情報を提供してくれます。

次に、独自のAIを用いた「画像分析」機能です。この機能では、大量の投稿画像をAIが分類し、画像を基にしたデータの構造化が行われます。これにより、通常のテキスト分析では得られない「色合い」や「雰囲気」、さらには微細な「形」の違いに着目して詳細な洞察を得ることが可能です。これにより、マーケティング担当者はより深い消費者理解を実現できます。

直感的な操作とデータの視覚化



「Pixial」では、データ可視化ツールとして「Tableau」を採用しており、直感的な操作が可能です。これにより、ユーザーは複雑なデータを視覚的に理解しやすくなり、迅速な意思決定を支援します。また、データに基づくロジックを強化するだけでなく、人間の直感を引き出すような分析が可能になることが、「Pixial」のもう一つの大きな特長です。

様々な用途での利用シーン



このサービスは、SNSマーケティングだけでなく、市場調査や研究開発にも広く応用できます。キャンペーンの効果測定や事前調査はもちろん、自社の製品や競合商品の利用シーンに関する調査、新たなニーズの発見などにも役立つツールとなっています。

利用料金とサービスの展望



「Pixial」は、月額20万円(税抜)で提供されており、1契約で最大5名まで利用可能です。また、ライトプランも用意されており、こちらは月額5万円(税抜)で提供されますが、画像分類機能は含まれていません。このように柔軟なプランについても、ユーザーのニーズに応じて選択できるのが魅力です。

企業の背景と今後の展望



株式会社ジャパン・カレントは、デジタルマーケティングを支援する企業として2015年に設立されました。サイバーセキュリティ分野に強みを持つ株式会社ラックの親会社として、高度なデータ分析力を駆使してクライアントに貢献しています。今後も「Pixial」は、SNSマーケティングの新たな潮流を生み出し、企業と消費者とのコミュニケーションをさらに深めていくことでしょう。

このように、Instagram上の無限の可能性を引き出す「Pixial」は、マーケティングのパラダイムシフトをもたらす画期的なサービスです。消費者のインサイトを視覚化し、新たな価値を検索するための強力なパートナーとして多くの企業に採用されることが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社ジャパン・カレント
住所
東京都千代田区平河町2-16-1平河町森タワー
電話番号
03-6757-0170

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