『問診ナビ®』導入
2020-01-14 14:35:38

介護分野の新たなスタンダード『問診ナビ®』導入で変わる医療現場の未来

介護分野の新たなスタンダード『問診ナビ®』導入で変わる医療現場の未来



エイプリルが新たに展開するクラウド問診ツール『問診ナビ®』が、介護分野の訪問介護および訪問看護向けに導入されることが発表されました。この initiative は、医療現場における診療効率を高め、医療従事者の負担を軽減することを目指しています。ここでは、問診ナビの特長や導入の狙いを詳しくご紹介します。

『問診ナビ®』とは?


『問診ナビ®』は、患者やその家族、介護士がスマートフォンやタブレットを使って病歴を詳細に入力できるツールです。これにより、医師は事前に精度の高い問診結果を受け取り、再度の問いかけを省略することができます。これがもたらす大きなメリットは、医療従事者の労力を削減し、診療の質を向上させる点です。

従来の問診の課題とその解決


これまでの問診方式における問題点は、症状に応じた情報が十分に得られないことでした。『問診ナビ®』は、この課題を解決するために、総合診療科の症候に応じた豊富な質問項目を用意しています。従来の方法では見逃しがちな「転倒」や「床ずれ」にも対応しているため、特に介護現場において力強い味方となるでしょう。

独自性の高い機能


臨床推論アルゴリズム


『問診ナビ®』は、筑波大学の前野教授監修のもと開発された臨床推論アルゴリズムを搭載しています。これにより、医療従事者の思考をシミュレーションし、前の回答に基づいて必要な質問が自動的に提示されます。この機能は、患者の症例を迅速かつ正確に把握するのに役立ちます。

受診勧奨機能


体調が悪い時に「すぐに病院に行くべきか」を判断するのは一筋縄ではいきません。そこで「受診勧奨」機能が効果を発揮します。緊急度に応じた3つの分類(red flag, yellow flag, green flag)で、受診の必要性を示し、患者や介護者の判断を助けます。

文書化機能と学習機能


『問診ナビ®』では、入力された情報をそのまま医療記録に登録可能です。これにより、医師への情報伝達がスムーズになり、カルテ入力の手間が省けます。また、質問の意図や選択肢の根拠が表示される学習機能も搭載されているため、学生や医療の現場で働く者の教育にも非常に有益です。

今後の展望


エイプリルとメトロネットが共同で開発した『問診ナビ®』は、介護分野の現場において効率的な医療サービスを提供する可能性を秘めています。導入により、医療従事者の負担軽減から、患者へのより良いサービス提供まで、さまざまな効果が期待されます。今後の展開に注目し、その効果を見守りたいと思います。

会社情報


株式会社エイプリルは、東京都世田谷区に本社を置き、オンラインコミュニティやモバイルアプリの開発を行っています。代表取締役は濱田功志氏で、設立は1992年10月です。

会社情報

会社名
株式会社エイプリル・データ・デザインズ
住所
東京都世田谷区代沢2-28-6コーポ下北沢701
電話番号
03-5779-7024

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