岡山県早島町に新しい物流拠点「LOGIBASE岡山早島」が誕生

岡山県早島町に新たな物流拠点が誕生

2025年10月29日、中四国地域の物流結節点として注目されている岡山県早島町に、新しい物流施設「LOGIBASE岡山早島」が竣工しました。この施設は、三井物産都市開発株式会社によって開発され、今後の企業ニーズに応える重要な拠点となることが期待されています。今回の竣工式には関係者が出席し、施設の成功を祝い、今後の利用に向けた期待が高まりました。

立地の魅力

「LOGIBASE岡山早島」は、山陽自動車道の「早島」ICから約3kmというアクセスの良い場所に位置しています。この立地により、西日本全域への広域配送が可能となり、企業の物流効率を大きく向上させることができるでしょう。また、岡山県総合流通センター内の高台に位置しているため、BCP（事業継続計画）においても安心な条件が整っています。

施設概要

- 名称: LOGIBASE岡山早島
- 所在地: 岡山県都窪郡早島町矢尾815
- アクセス: 山陽自動車道「早島」ICから約3.0km、JR山陽本線「中庄」駅から約2.5km
- 敷地面積: 9,388㎡（約2,840坪）
- 延床面積: 18,638㎡（約5,638坪）
- 規模・構造: 鉄骨造・地上4階建て
- 着工: 2024年9月
- 竣工: 2025年10月
- 設計・施工: 大和ハウス工業

この新しい施設は、11月からテナントによる一棟利用が決定しており、早島町の地域経済に貢献する要素が増えることが期待されています。いわば、物流の重要なハブとしての役割がより顕著になります。

LOGIBASEの意義

LOGIBASEという名称には、三井物産グループが持つ広大な物流ネットワークを活用し、社会や産業、企業のために物流インフラを整備・更新していくという思いが込められています。テクノロジーの進化とともに、物流機能やサービスが高度に、また多様化していく中で、企業は新しい経営戦略のもとに新たな価値を創造する必要があります。

この新施設が提供するハードとソリューションは、そのような企業のニーズに応えるものとなることでしょう。物流の効率化を図り、地域の発展を促進するために、今後の「LOGIBASE岡山早島」の動向に注目が集まります。

今後の展望

三井物産都市開発株式会社は、国内不動産開発事業において、この「LOGIBASE岡山早島」をスタート地点として、さらなる物流施設の開発を進めていく方針です。地域経済の活性化に寄与するよう、適地を見極めていくことが求められています。

物流業界が進化を続ける中で、こうした新たな施設の役割はますます重要になります。多様なニーズに応える物流インフラの整備が進むことで、中四国地域の未来がより明るいものとなることを新拠点に期待しています。