Interop Tokyo 2025に初出展！株式会社白山の光コネクタ技術が未来を切り開く

株式会社白山、Interop Tokyo 2025に初出展！未来を見据えた光通信技術

株式会社白山が、2025年6月10日から13日に幕張メッセで行われる「Interop Tokyo 2025」に初めて出展することが決まりました。この展示会では、同社が誇る世界シェア2位の多心光コネクタ部品「MTフェルール」を中心に、最新のMPOコネクタ技術の紹介が行われます。

背景と出展の必要性

近年、クラウドサービスやAI、IoTの普及により、データ通信量は急増しています。それに伴い、通信インフラにも高速かつ高密度な配線技術が求められています。その中で、多心光コネクタは限られたスペースで多数の光ファイバーを接続できる技術として、次世代通信インフラの中心的な役割を担っています。このような背景から、株式会社白山は光通信分野における技術力を広く認知してもらうため、Interop Tokyo 2025への出展を決定しました。

出展の目的と期待される効果

Interop Tokyo 2025への出展を通じて、株式会社白山は、コネクタメーカーとしての認知度を高めることを目指しています。特に最近需要の高まっているMPOコネクタに焦点を当て、その技術的な優位性と信頼性を業界関係者に訴求することが目的です。この展示会には、通信事業者やシステムインテグレーターなど多くの業界プレイヤーが集まり、製品の性能を直接体感してもらう貴重な機会となります。この機会を通じ、国内市場での認定取得の道を開くとともに、光通信分野における企業のプレゼンスを強化することが期待されます。

出展の見どころ

展示内容には、白山のMTフェルールを使用した次世代通信インフラを支える光コネクタ技術が含まれています。具体的には、以下の内容が予定されています：

- 高密度多心MTフェルール: 従来製品に比べ、より多くの光ファイバーを収めることが可能になったMTフェルールは、データセンターや通信機器の省スペース化・高性能化に貢献します。
- 光電融合技術: 次世代通信技術であるOn Board Optics（OBO）やCo-Packaged Optics（CPO）、更にはNTT提唱のIOWN構想での利用が期待される多心光コネクタの開発が進められています。
- 開発品のデモンストレーション: 現在開発中のプロトタイプを会場で実際にご覧いただける機会を提供し、製品の特徴や性能を直接体感していただけます。