兵庫県川西市は、戦争の悲惨さを忘れずに未来へと伝えるため、この度「戦争犠牲者追悼式」を令和6年度も開催することを発表しました。この追悼式は、戦没者の遺族や市民が集い、戦争の記憶とその教訓を次世代へ受け継ぐ重要なイベントとなります。
今年で終戦から80年が経過し、戦争で亡くなった方々の遺族も高齢化が進んでいます。そのため、彼らの思い出や戦争の現実が薄れていく現状を鑑み、川西市は追悼式を通じて戦争の悲惨な経験を風化させず、平和の重要性について考える機会を提供致します。
追悼式の詳細について
追悼式は、令和7年3月18日(火)の午後1時30分から3時まで、川西市火打のキセラホールで開催されます。この場では、戦没者名簿の奉献、黙とう、献花が行われ、遺族や参加者全てに向けて、故人への深い敬意が表されます。
皆様にも、当日の式典にぜひご参加いただきたく、心よりお願い申し上げます。
式典では、戦没者の名簿を奉納した上で、全員で黙とうを捧げ、故人の思いを共有します。また、参加者が戦争にまつわる体験談を朗読することによって、直接的に戦争を体験した世代の声を聞くこともできます。
さらに、フローラ・アンサンブルによる音楽の奉唱も予定されており、参列者全員が一体となって平和を願う心でこの特別な時間を過ごすことができるでしょう。
川西市の戦争犠牲者追悼式は、参加資格は問いませんので、どなたでも自由にご参加いただけます。市民一人ひとりが集い、過去を振り返り、未来への教訓を深く心に刻むことのできる貴重な機会です。皆様の参加をお待ちしております。