海の環境を守る
2025-06-23 13:29:58

障がい者雇用と海の環境保全を結ぶ「里海珊瑚プロジェクト」が始動

障がい者雇用と海の環境保全を結ぶ「里海珊瑚プロジェクト」



最近、沖縄県那覇市に拠点を置くサンクスラボ株式会社の新たな取り組み、
「里海珊瑚プロジェクト」が本格始動しました。これは、障がい者の雇用を通じてサンゴの保全活動に企業が参加できる仕組みを目指すソーシャルグッド型のプロジェクトです。

障がい者の活躍を支援する新しいモデル


サンクスラボは、ITと福祉が融合することで、障がい者の活躍を支えています。このプロジェクトは、特に海水温の上昇によるサンゴの白化現象という深刻な環境問題に対して、障がい者雇用創出事業を通じて解決策を提供することを目指しています。2025年のアースデーには、サンクスラボの子会社として「里海珊瑚プロジェクト株式会社」が設立され、本格的に活動が始まりました。

このプロジェクトは、アクセンチュア株式会社とも協力し、最新技術を導入しています。デジタルサイネージや水槽データ管理アプリなどのデジタルツールを活用して、サンゴの陸上養殖を行っています。この仕組みによって、障がいのある方々は、生活の向上に向けたスキルを身につけ、社会参加を果たすことができます。

実践的なツアーで現場を体験


里海珊瑚プロジェクトは、企業向けの視察ツアーも実施しています。参加者は、サンゴ養殖所での障がい者の就労風景を見学し、実際に苗の作成を体験しました。

第2日目には、養殖されたサンゴが植え付けられる海中でのシュノーケリング体験も行われ、参加者はサンゴ保全の現場を直接目の当たりにしました。これにより、海洋生態系におけるサンゴの重要性を実感し、環境保全活動への理解が深まりました。

環境保全と障がい者の社会参加を同時に推進


このプロジェクトでは、障がい者雇用を通じた社会参加と同時に、生物多様性の保全を目指しています。特に、2026年からは障がい者の法定雇用率が引き上げられることもあり、このプロジェクトは企業にとってのESG経営の重要な要素となるでしょう。

たくさんの企業がすでに参画しているこのプロジェクトは、障がい者と環境保全の両方を前進させるために着実に歩みを進めています。今後は一般の方にもプロジェクトの重要性を伝えるための取り組みを強化し、さらなる参加を募っていく予定です。

アクセンチュアの社会貢献活動


アクセンチュアは、持続可能な社会の実現を目指す取り組みの一環として、社会貢献活動に従事しています。企業が持つスキルを活用し、様々な社会的課題の解決を図る姿勢は、里海珊瑚プロジェクトの成功に加わる要因となっています。

まとめ


里海珊瑚プロジェクトは、沖縄の美しい海を守りながら、障がい者に新しい就労の機会を提供する革新的なプログラムです。これにより、持続可能な未来を見据えた取り組みが生まれ、地域社会や企業の方々の理解と協力を得て、さらなる展開が期待されています。プロジェクトの詳細は、公式ウェブサイトで確認できます。


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会社情報

会社名
サンクスラボ株式会社
住所
沖縄県那覇市泉崎一丁目21番3号那覇泉崎ビル
電話番号
098-863-6600

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