アコーディア・ゴルフが請求書業務をデジタル化
株式会社インフォマート(以下、インフォマート)が提供する「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入したアコーディア・ゴルフが、請求書業務のデジタル化を推進し、驚異的な効率化を実現しました。この導入により、業務負担が軽減され、業務時間を年間で約2,400時間も減少させることに成功しています。これに伴い、デジタル化率は99.7%に達し、従来の紙の請求書は1%以下に抑えられました。
アコーディア・ゴルフの概要
アコーディア・ゴルフは、日本国内173のゴルフ場と26のゴルフ練習場を運営する最大手のゴルフ場運営会社です。経理部は25名のチームで、全国の施設から届けられる請求書の管理業務を行っています。通常、膨大な数の請求書が月初に集中するため、入力業務が煩雑を極め、それがスタッフのモチベーション低下を招いていました。
導入の経緯と決め手
アコーディア・ゴルフでは、記帳業務の負担を軽減し、業務の標準化を進めるために、2017年から電子請求書の導入を検討。インフォマートの「BtoBプラットフォーム 請求書」は、実績や導入コストの低さから導入を決定しました。実際には取引先の40%がすでに導入しており、スムーズな移行が期待できるという点も大きな安心材料となったのです。
請求書業務の効率化
業務時間の大幅削減
新システムに切り替えた結果、請求書の入力にかかる業務時間が月初で数時間もかかっていた作業が大幅に削減されました。試算によると、業務時間は年間で約2,400時間削減され、コスト面でも約200万円の節約を実現。これにより、スタッフはより重要な業務に集中できるようになりました。
デジタル化と業務の自動化
請求データはCSVでダウンロードでき、業務の効率化ツールに取り込むことで、明細の不備チェックを自動化。未承認や二重払いのチェックも可能となり、業務処理にかかる時間を短縮。業務負担を軽減しています。導入からしばらくしてデジタル化率も大きく向上し、半年後には70%、1年後には86%を達成しました。
今後の展望
アコーディア・ゴルフは、今後さらにAPI連携を進めて業務の自動化を図っていく方針です。現在紙ベースの請求書が残っている本社の各部門でも、デジタル化を進める検討が進められています。グループ会社へのBtoBプラットフォーム請求書の導入も成功しており、賛同率は初月から72%へと急上昇。これにより、業務効率化も進む見込みです。
今後のデジタル化の進展とともに、アコーディア・ゴルフはゴルフ市場においてもリーディングカンパニーとしての地位を強化し、DX(デジタルトランスフォーメーション)への挑戦を続けることでしょう。これにより、業務の透明性と効率性がさらに高まります。