FUNDINNO、未上場企業への資金供給を強化する新戦略発表

FUNDINNOの成長戦略と未上場株市場の未来

株式会社FUNDINNOが発表した新たな成長戦略が、未上場企業への資金供給を強化し、投資機会の拡大をもたらすことに期待が寄せられています。この革新的な取り組みは「ファンドを通じた投資」を可能にするもので、2025年10月までに登録が完了する予定です。

1. これまでの道のりと現在の市場環境

FUNDINNOは、これまで「第一種金融商品取引業者」として、個人投資家が未上場企業に直接投資できるプラットフォームを提供してきました。流通取引総額は29,113百万円に及び、多くの未上場企業の成長を支えてきました。同社は、投資機会を広げるために新たな投資スキームを模索しています。

2. 新しい投資スキームの目的

今回の取り組みは、未上場株市場の流動性と多様性を高めることを目的としています。従来の「個別の企業を選んで投資する」方式に加え、「プロが選定・管理するポートフォリオへの投資」が可能になります。これにより、投資家はリスクを分散させる選択肢が増え、より安心して資金を運用できる環境が整います。

3. 今後のスケジュールとファンドレイズ

新たな金融商品取引業の登録を目指すFUNDINNOは、関係当局との調整を進めながら、社内体制を整えています。2025年には登録が完了する見込みで、順次ファンドレイズを実施し、新たな投資商品を提供する予定です。これにより、投資家は多様な資産運用の選択肢を持つことができ、未上場企業への投資もより身近になります。