急成長するB2Bマーケットプレイスhomulaが3.2億円を資金調達

homulaが急成長、3.2億円を資金調達へ

近年、小売業界のデジタル化が進む中、特に注目されているのは小売店・ブランド向けのB2Bマーケットプレイス「homula」です。この度、homulaは資金調達を行い、その累計調達額が3.2億円に達しました。

資金調達の背景

homulaは革新的な卸売・仕入れ取引の方法として、リアル店舗を持つセレクトショップや雑貨店とのつながりを強化しています。その成長の背景には、高感度なお店と質の高い製品を提供するブランドとの良好な関係があるとされています。コロナ禍の影響でBtoCのEC市場が急成長する中、BtoBでもその流れが顕著です。従来の展示会や知人経由の商社からの仕入れ方では生産性が低下しており、その課題を解決するためにhomulaは多くの支持を集めています。

19倍の成長を遂げたhomula

homulaが提供するプラットフォームは、テクノロジーとファイナンスの力を駆使し、約1年の運営で400ブランド、4,000店舗以上が参加するほどの規模に成長。流通取引総額も前年同時期比で19倍を記録し、No.1のB2Bマーケットプレイススタートアップとしての名声を高めています。

大手企業も出展

最近では、GUESSやカイタックグループ、コロネットなどの大手企業もhomulaに出展しており、さらなる信頼性を高めています。これにより、プラットフォームの価値が一段と向上し、小売市場における影響力を強めています。

homulaのサービス概要

homulaの主要なサービスは、小売バイヤーとファッション・ライフスタイルブランドをつなぐマーケットプレイスです。バイヤー側は、さまざまな高品質な製品を後払いで仕入れることが可能。また、ブランド側は新規卸先の開拓をスムーズに行えるため、ビジネスの効率が格段に向上します。特に、資金回収のリスクを軽減できるのが大きな魅力です。

出展ブランドの声

出展しているブランドからは高い評価が寄せられています。BIWACOTTON社の代表は、展示会受注の際に新規取引先を増やせたこと、またリスク管理の面でもhomulaの機能が大いに助けになっていると述べています。

SALT+JAPAN社も、展示会受注のタイミングに合わせたウェブ展示会を行うことで、販売効率が高まっているとし、このサービスが業界全体に革新をもたらすことに期待を寄せています。

KURODA社は、納品書や請求書の発行が簡易化されたことを挙げ、業務の迅速化に感謝しています。これらのフィードバックからも、homulaの市場のニーズに適応したサービスが展開されていることが伺えます。