iUが開催するビジネスプランピッチフェス
東京都墨田区に位置するiU(学長:中村伊知哉)は、2年生を対象にしたビジネスプランのピッチフェス「THE SHOUT 2024」を開催しました。このイベントは、同校の起業実践科目に基づくイノベーションプロジェクト(イノプロ)の一環として行われました。
iUの教育理念とイノプロの役割
iUは「就職率0%・起業率100%」を掲げており、「学生全員起業」を実現するためのカリキュラムを展開しています。学問だけでなく、実践的なビジネススキルの習得を重視しており、全国の大学の中でも起業率がトップを誇ります。
その学びの中心を担うのが「イノベーションプロジェクト」です。これは学生たちが自らの起業プランを考え、プレゼンテーションを行うアクティブな科目であり、彼らのクリエイティビティと問題解決能力を育てる場となっています。
ピッチフェスの実施概要
2024年8月2日に行われたピッチフェスには、約200名の2年生が参加しました。前期授業を通じて企画したビジネスプランから選抜された7チームが、特別審査員である7名のベンチャーキャピタリストの前でプレゼンし、最優秀企画が決まるという形式で行われました。
最優秀チーム「千萌」の発表
ピッチフェスの結果、最優秀チームに選ばれたのは「千萌」でした。彼らの企画名は「GXに基づいた次世代バイオマス燃料の確保」で、持続可能な社会を目指した実用的な内容となっています。チームリーダーの古賀大基さんは「優勝できて嬉しいです」と語り、事業プランを一から見直した過程が功を奏したと振り返りました。
「プランの作り直しは初めからの作業で、1年次から引き継いだのは会社名だけでしたが、これが今回の結果に繋がったと思います。ピッチフェスを通して課題も明確になりましたし、非常に価値のある経験でした。活動を共にしてくれたメンバーには感謝しかありません。」と古賀さん。
今後の展望
iUのイノプロは今後もこのような取り組みを続け、学生たちの起業家精神を育みます。詳細については、イノプロの公式ホームページやSNS(X、Instagram)をチェックしてください。
まとめ
ピッチフェス「THE SHOUT 2024」での経験は、学生たちにとって貴重な学びとなり、今後の彼らのビジネス活動に大きな影響を与えることでしょう。iUの取り組みが、次世代の起業家を育成する一助となることを期待しています。