大阪・梅田エリアでデジタルOOH広告の新たな展開が始まる!

株式会社LIVE BOARDが運営する「阪急デジタルサイネージ 三番街南館B1階」において、2025年10月6日からインプレッション(VAC)に基づくデジタルOOH広告の配信がスタートします。これは阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社が管理するこのデジタルメディアが、位置情報データと解析技術を駆使して、実際に視認したと推定される人数に基づいて広告が配信されるという新しい試みです。

このデジタルサイネージは、阪急大阪梅田駅とOsaka Metro梅田駅の間に位置する主要な通行路にある5面の画面で構成されています。このため、多くの乗り換え利用者の目に触れる機会が多く、高い視認性と注目度が期待されています。

LIVE BOARDは2025年5月に「阪急梅田グランドビジョン」、6月には「阪急デジタルサイネージ 百貨店前」と連携を開始しており、梅田エリアでの広告の訴求力が高まっています。今回の取り組みは、OOH広告市場の拡大と新しい価値の創造に寄与するとともに、より多様なライフスタイルに適応した広告配信を可能にするものです。

この新しい配信モデルでは、SSP(Supply Side Platform)およびDSP(Demand Side Platform)の機能を統合したLIVE BOARDマーケットプレイスを通じて、広告主は配信期間や回数を細かく指定できるだけでなく、実際の視認人数に基づく広告配信にも対応可能となります。このように、LIVE BOARDは従来の広告手法を見直し、より合理的かつ効果的な広告運用を実現するための取り組みを進めています。

具体的には、高い視認性を可能にするためのインプレッション(VAC)は、視認調査に基づくものです。視認エリアにいる人数(OTS:Opportunity to See)からOOH広告に接触する可能性がある人数(OTC:Opportunity to Contact)を算出し、その結果を元に実際に広告を見るであろう人数を推計します。この手法により、より的確なターゲティングが可能となります。

今後、LIVE BOARDは日本全国で60,700以上の配信面を運営し、他社との連携を強化することで、その広告網をさらに拡大していく予定です。デジタルOOH広告が持つ可能性を最大限に引き出し、広告主に新しい顧客との接点を提供することを目指しています。これにより、梅田エリアを含む地域での広告の効果を最大化し、新たなユーザー獲得につなげていくことでしょう。日本の広告業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展も期待されています。今後の展開から目が離せません。

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