軍艦島デジタルミュージアム
2015-12-16 10:00:02
軍艦島デジタルミュージアム:新コンテンツ「Amazing Hashima」で、世界遺産の島を体感!
軍艦島デジタルミュージアム:新コンテンツ「Amazing Hashima」で、世界遺産の島の歴史に迫る!
長崎市にある軍艦島デジタルミュージアムは、2015年に世界文化遺産に登録された軍艦島(端島)を、最新のデジタル技術で疑似体験できる施設として知られています。この度、同ミュージアムは新たなコンテンツ「Amazing Hashima」を完成させ、その完成披露パーティーを開催しました。
圧巻のプロジェクションマッピングショー「Amazing Hashima」
「Amazing Hashima」は、30メートルもの横幅を誇る巨大なプロジェクションマッピングショーです。かつて石炭産業で栄えた軍艦島の歴史が、幻想的な映像と音楽で鮮やかに描かれています。島の発見から始まり、石炭採掘による繁栄、そして閉山による衰退まで、日本の近代化を支えた軍艦島の激動の物語を、CGを駆使した最先端技術で表現。来場者は、かつて島で暮らした人々の生活や、知られざる海底炭鉱の姿を体感することができます。
軍艦島デジタルミュージアム:歴史と文化をデジタルで再現
軍艦島デジタルミュージアムは、単なる廃墟の島としての姿だけでなく、活気に満ちた往時の軍艦島の文化や人々の暮らしぶりを再現することに重点を置いています。そのため、関係者から提供された貴重な写真や映像資料を数多く収集し、ゼロから取材を行い、細部までこだわって再現している点が大きな特徴です。
多様なコンテンツで軍艦島の世界を深く掘り下げる
「Amazing Hashima」以外にも、軍艦島の魅力を伝える様々なコンテンツが用意されています。「軍艦島シンフォニー」では、当時の島の空気感を再現した映像が壁一面に投影され、「採炭現場への道」では、海底坑道への旅を疑似体験できます。「軍艦島の表情」では、島民の生活に焦点を当てたプロジェクションマッピングが展開され、「シマノリズム」では、ジオラマと映像で活気ある島の日常が再現されます。さらに、日本画家・絹谷香菜子氏による水墨画「Wonder Island」も展示されており、多角的なアプローチで軍艦島の魅力を紹介しています。
充実した施設とアクセス情報
軍艦島デジタルミュージアムは、長崎県長崎市松が枝町に位置し、開館時間は9時から18時まで(最終入館は17時30分)です。入場料は大人1800円、中学生・高校生1500円、小学生800円、幼児(3~6歳)500円、3歳未満は無料となっています。また、福岡市内からの無料送迎バスも用意されているため、遠方からの来場者にもアクセスしやすい環境が整っています。
株式会社Zero-Ten:軍艦島デジタルミュージアムを支える企業
軍艦島デジタルミュージアムの総合プロデュース・制作は、福岡市に本社を置く株式会社Zero-Tenが担当しています。同社は、プロジェクションマッピングなどの映像制作からイベント運営企画まで、幅広いクリエイション領域をカバーする企業です。ハードウェアからソフトウェアまで一貫した企画・制作を行うことで、来場者に新たなミュージアム体験を提供しています。
まとめ
軍艦島デジタルミュージアムの新コンテンツ「Amazing Hashima」は、最新のデジタル技術を駆使した、臨場感あふれるエンターテインメントです。軍艦島の歴史や文化、そして人々の生活を深く知りたい方は、ぜひ足を運んでみてください。かつて日本の近代化を支えた島、軍艦島の歴史と魅力を肌で感じることができる貴重な機会です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Zero-Ten
- 住所
- 福岡県福岡市博多区祇園町8-13第1プリンスビル1F The Company内
- 電話番号
-
092-292-4944