潤工社が新たに自社ブランドの同軸コネクタを提供開始
株式会社潤工社は、2025年2月までに自社ブランドによる同軸コネクタの提供を開始すると発表しました。同社の製品は「Junkosha マイクロ波・ミリ波同軸ケーブルアセンブリ」として知られ、通信業界の急成長に対応した高品質なソリューションを提供することを目指しています。
コネクタの新ラインアップ
潤工社の自社ブランドコネクタは、2024年11月時点で80種類のラインアップが予定されており、全てのコネクタには潤工社の象徴であるJマークが刻印されます。依存される在庫が終了次第、順次新たなコネクタが提供される予定です。
70年の歴史と技術力
潤工社は、1954年に創業して以来、フッ素ポリマー加工技術と高性能ポリマー製品の生産を行ってきました。特に同社のフッ素ポリマー加工技術は、高耐久性と高い安定性を誇り、マイクロ波やミリ波通信などの分野においてますます重要な役割を果たしています。代表の十河衛氏は、同社が培ったノウハウを基盤にコネクタ設計・開発の新たな一歩を踏み出し、迅速な製品開発を通じてお客様に価値を提供できると自信を持っています。
高速通信の未来に向けた挑戦
近年、5G通信やAI、データセンターなどの分野では、マイクロ波・ミリ波の需要が急激に増加しています。これに対し、潤工社は、ケーブルとコネクタの統合的な開発を進め、高性能化を図っています。今後、同社はこれらの分野における技術革新のためにさらなる貢献を果たすことが期待されています。
MWE 2024での展示予定
潤工社は、2024年11月27日から29日までパシフィコ横浜で開催される「MWE 2024 / マイクロウェーブ展2024」に出展します。展示ホールD、ブース番号L-15では、同社の「Junkosha マイクロ波・ミリ波同軸ケーブルアセンブリ」と「VNAテストアセンブリ」を中心に紹介し、業界の最新技術を披露する予定です。この機会にぜひ、ご来場をお待ちしております。
株式会社潤工社の概要
株式会社潤工社は、国内外に8つの拠点を持ち、711人のスタッフが47の国と地域で事業を展開しています。160を超える特許を保有しており、医療や半導体、環境エネルギーといったさまざまな分野において高機能製品を提供しています。潤工社は、「比類ない価値を創造し、社会を豊かに潤す」という理念のもと、お客様のニーズに応じた最適なソリューションを追求しています。