医療機関向け新情報誌『medico+』を創刊
2025年4月24日、メディフォン株式会社が提供する新しい医療情報誌『medico+(メディコ)』が創刊します。この雑誌は、全国の医療機関や保健所に向けて4,000以上の施設へ無償で配布され、医療現場の課題解決に寄与することを目的としています。読者には、外国人患者の受け入れや医療機関における取り組みが特集された情報が提供されます。
創刊号の主な内容
創刊号のテーマは、「外国人観光客が激増!外国人患者の来院が多い医療機関の体制整備・取り組み事例」です。これは、訪日外国人が急増している今、安全かつ効果的な医療サービスを提供する体制を整えるための指針となるでしょう。具体的には、以下のような内容が掲載されます:
- - 外国人患者の受入れ体制が整った病院の一覧とその特徴
- - 三次救急指定医療機関での未払い問題への実践的取り組み
- - 観光庁の補助金を活用した外国人患者受け入れ事例
- - 訪日・在留外国人患者の受け入れに関する取り組みなど
このように、医療従事者が現場で役立てるための具体的な事例が掲載される予定です。さらに、医療機関に特化した情報や新商品・サービスの紹介、コラムなども含まれています。
メディフォンの役割と展望
メディフォンは、医療機関や企業の健康経営を支援する専門会社であり、医療通訳サービス「mediPhone」を提供しています。これは、医療者と外国人患者との円滑なコミュニケーションを促進し、官公庁や医療機関において10万件以上の利用実績があります。特に、国内最大級の登録医療通訳者を擁し、最大32言語に対応可能です。
代表取締役CEOの澤田真弓氏は、「医療現場での外国人患者受け入れの重要性を踏まえ、皆様と学びを共有する場として『medico+』を創刊できたことを嬉しく思います」とコメントしています。彼女は、この情報誌が医療現場に貢献し、さらなる交流を生むことに期待を寄せています。
今後の展開
今後の号では、医療のデジタル化や救急医療における外国人患者対応についても取り上げる予定です。例えば、次号では「病院のDX最前線」と題して多言語対応についての情報が提供され、続く号では観光シーズンに向けた施策や医療機関の経営戦略について特集されます。
多様な視点から医療現場をサポートし、関係者が最新の情報を手にできるよう、『medico+』は今後も充実した内容を提供していきます。医療現場での実践的な知見を得る絶好の機会となるでしょう。もっと詳しい情報や誌面掲載に関する問い合わせは、メディフォンの方まで気軽にご連絡ください。
最後に
このように、『medico+』は医療機関にとって貴重な情報源となることを目指しています。視点を変えれば、外国人患者へのサービス向上は、医療機関の新たな可能性を引き出します。この取り組みが医療業界全体にどのような影響をもたらすのか、今後の展開に注目です。