バタフライ アリーナの命名権更新に関する最新情報
山口県柳井市で、卓球用品を手掛ける株式会社タマスが運営する「バタフライ アリーナ」の命名権契約が更新されました。この契約は2009年に始まり、今回、2024年11月から2027年10月までの3年間の延長が決まりました。命名権協定締結式は、10月23日に柳井市役所で行われ、柳井市長の井原健太郎氏とタマスの取締役・山松氏が署名を交わしました。
井原市長は契約延長について感謝の意を表し、単なるスポンサーシップの枠を超え、さまざまな展開と人のつながりが生まれていることを強調しました。これまでの協力関係が地域にとって重要な意味を持っていることを示唆し、新たな取り組みや展開への期待を寄せました。
タマスからも、2009年の開館以来、多くの方々に利用されてきたことへの喜びを表し、「バタフライ アリーナ」が地域の健康促進や交流の場として一層活用されるよう努める意向を示しました。特に、施設が地域のスポーツ拠点として定着していることに感謝の気持ちを込めてコメントがありました。
バタフライ アリーナの特徴
「バタフライ アリーナ」は柳井市体育館として知られ、1976年に完成しました。主競技場は1,500㎡を誇り、当時は山口県内で最大のフロア面積を持つ体育館でした。現在は改修工事のため休館中ですが、2025年2月11日には新たなスタートを切るべく、Tリーグ女子の試合が初開催される予定です。
アリーナの改修が進む中、より良い施設へと生まれ変わることが期待されています。タマスは今後も地域とのパートナーシップを大切にし、柳井市の発展とスポーツ文化の浸透に貢献していく方針です。
株式会社タマスの背景
株式会社タマスは、1950年に卓球の全日本チャンピオン田舛彦介によって創業されました。卓球用具の改善を目指し、卓球者たちの理想の道具を提供するための取り組みが行われてきました。現在では、198の国と地域で「バタフライ」ブランドとして広く認知され、メイド・イン・ジャパンの高品質を誇りとして、多くの選手に愛用されています。
「Open the World」をモットーに、卓球を通じて人々に幸福をもたらす努力を続けており、選手を花に見立て、その花に仕える蝶でありたいという理念が込められています。バタフライは、製品の提供だけでなく、卓球の普及に向けた活動にも力を入れ、コミュニティに貢献する姿勢を貫いています。
今後の「バタフライ アリーナ」の瞬間が、地域スポーツの進化と振興の象徴となることを期待しています。