ヒュンメルの革新!インクルーシブサッカーイベント『ゴチャタノ』
デンマーク発のスポーツブランド、
hummel(ヒュンメル)が主催するインクルーシブサッカーイベント『ゴチャタノ』が、2023年3月上旬に東京都内で開催されました。このイベントでは、知的障がいのある人とない人が混成チームを組み、勝敗を競わずに楽しむ新しい形のサッカーが展開されました。約200名の参加者が集まり、特にドイツのサッカーチーム
1.FCケルンとの日独交流バージョンは今回で3回目となり、参加者の交流が深まる一日となりました。
サッカーの新しい形
『ゴチャタノ』では、参加者が10名1チームに分かれ、サッカーのルールにアレンジを施したさまざまなルールに基づいてプレイします。バランスボールや風船、特大ビーチボールを用いることで、サッカー経験が豊富でない参加者でも楽しめる工夫が凝らされています。勝ち負けを意識せず、参加者同士がコミュニケーションを取りながら楽しむことができるイベントは、サッカーに対する敷居を大きく下げています。
準備されたユニフォームが生む安心感
このイベントにおいて特筆すべき点は、チームごとに用意されたユニフォームです。参加者は事前にオンラインでデザインした21種類のユニフォームを身にまとい、ビブスや単色のTシャツではなく、個性あふれるユニフォームで協力し合います。ユニフォームを着ることで、参加者は視覚的にも仲間であることを確認でき、安心感を得ることができます。これにより、異なる個性を尊重し合う環境が整っており、楽しい雰囲気の中でサッカーに取り組むことが可能となります。
交流の楽しさ
サッカーを通じて多様性を感じられるこのイベントは、知的障害児・者を対象としたサッカースクール『トラッソス』によって始まりました。代表の吉澤昌好さんは、「このイベントは『ごちゃ混ぜを楽しもう』というメッセージで成り立っています。初めて参加するお子さんでも、心地よく過ごせる雰囲気のおかげで、スムーズに仲間に溶け込むことができています」と話しています。
言語を超えた交流
今回の特別ゲストである1.FCケルンからの代表者たちは、異国の言葉が飛び交う環境の中で、緊張を和らげるためのウォーミングアップを行いました。チームリーダーのジモン・シャイベさんは、「言語が通じなくても、サッカーには共通のルールがある。参加者全員がハッピーになれることこそが、フットボールの力です」と力強く語ります。振り返ると、参加者の中には「サッカーは誰とでも楽しめる」と答える子どもたちも多く、彼らの反応はこのイベントの本質を物語っているようです。
ヒュンメルのビジョン
ヒュンメルは「
Change the World Through Sport(スポーツを通して世界を変える)」というビジョンのもと、人権やジェンダー、平和をテーマにした様々な取り組みを行っています。『ゴチャタノ』を通じて、「異なることが特別である」という理解が促進され、多様性の受容が広がっています。さらには、今後日本DCD学会の市民公開イベントにも関与することが決定しており、学術的な視点からもこの取り組みが注目されています。
ヒュンメルは、今後もインクルーシブなスポーツイベントを通じて、多様性を尊重する社会に向けての活動を続けていくことでしょう。サッカーを愛するすべての人々が共に楽しむことのできる場を提供し、スポーツを通じてつながる未来を目指しています。