地元就職希望増加
2026-05-15 11:42:32

大学生の地元就職希望が増加、2027年卒の意識調査結果

株式会社マイナビが実施した「2027年卒 大学生Uターン・地元就職に関する調査」の結果が発表されました。この調査によると、地元就職を希望する大学生と大学院生の割合が58.7%に達し、前年に比べて2.3ポイントの増加が見られました。これは、4年ぶりの上昇であり、国や地域における就職状況の変化が影響を与えていることが考えられます。

「Uターン顕在層」と位置づけられる現在地元での就職を希望する学生が49.3%を占め、その理由の最も大きなものは「家族の近くで生活したい」というもので、47.2%の学生がこれを挙げています。次いで「地元の風土が好き」「経済的に楽になる」と答える学生も多く、物価高や生活コストの上昇が背景にあると考えられます。

地元就職を希望しない層についても興味深いデータが得られました。彼らが地元就職に興味を持つ条件として最も多かったのは「給料がよい就職先が多い」(42.9%)という点です。このことから、給与や労働環境が地元就職を促進するための重要な要素であることがわかります。

調査では、Uターン潜在層と呼ばれる将来的に地元就職を希望する学生が6.4%いることが判明しました。この層に属する学生の多くは、高校時代までに地元企業について知る機会があり、71.7%がそのような経験を持っています。地元企業との接点が地元就職の意識に影響を与える可能性が高く、日常的な会話や学校での進路指導が重要な役割を果たしていることが浮き彫りになりました。

また、地元就職者を増やすためのアイデアとしては、小中高からのキャリア教育が求められており、特に「社会科見学」や「仕事体験」が有効であるとの意見が多く見られました。これにより、学生は将来的に地元に戻って働くことを選択しやすくなるでしょう。

マイナビの担当者は「調査結果からは、地元就職を希望する学生の意識が高まっていることが明らかになった。特に、自分の生活設計を重視する傾向が強まっている」と話しています。現代の学生たちは、仕事を持つ上での生活の質や便利さを重視する傾向が強く、これが地元志向の増加につながっている点が印象的です。

この調査結果は、地方の企業にとっても大きな意味を持つかもしれません。質の高い職場環境や、生活を支えるための充実した福利厚生が、学生の地元就職意欲を大きく左右する要因となることが示されています。

2027年卒の学生たちが地元で自分のキャリアを築いていけるよう、地域社会としてもその支援に取り組んでいくことが求められるでしょう。大学生のUターン志向が高まる中で、地域の魅力を再評価し、育成に力を入れる取り組みが今後の重要な課題となります。


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