ブルキナファソの人々が直面する気候変動と暴力の現実
ブルキナファソは、アフリカのサハラ砂漠の南側に位置する内陸国で、「高潔な人々の国」という名のとおり、国民は勤勉で穏やかな人々が多いです。ほとんどの住民が自給自足の農家であり、日本が輸入している胡麻の重要な供給元でもあります。しかし、最近の厳しい気候の変動や社会情勢の不安定さによって、多くの人々が食料不安に苦しむ状況が続いています。
国際的な報道が少ないこの国では、4万2000人以上が深刻な食料不安に陥り、200万人以上が避難民なる危機的な状況です。世界で最も見過ごされる避難民危機の一つとなっており、国際社会からの支援も不足しています。これは、私たちの生活ではあまり実感のない問題ですが、現地の人々にとっては死活問題です。
農業の活性化に向けた取り組み
この厳しい環境の中でも、農業の活性化を目指している生産者たちの姿もあります。彼らは、気候変動に対抗するため、新たな農法やコミュニティの支援に取り組んでいます。特に、ブルキナファソの農業においては、たい肥を利用した土づくりが重要視されています。良質な土壌を確保することは、持続可能な農業の基本であり、それを実現するために地域住民が協力し合っています。
認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールドは、ブルキナファソでの農業支援に特化した活動を行っています。この団体は、現地の人々が自立し、持続可能な生活を送るためのサポートを提供しており、定期的にワークショップやセミナーを開催しています。
特別講座のご案内
そんなブルキナファソの現状を知り、実際に現地の人々と話し、意見を交わせる機会が、2025年4月5日土曜日に開催される「よつばの学校・特別講座」で提供されます。会場では、ハンガー・フリー・ワールドのフランソワさんをお招きし、気候変動や暴力の影響についてお話しいただきます。この貴重な機会に、多くの方にご参加いただければと思います。
概要
- - 日時: 2025年4月5日(土) 受付9:30~ 10:00~12:00
- - 参加方法:
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会場参加: おにクル7階会議室1,2(大阪府茨木市)
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オンライン参加: Zoom(後日メールで案内)
- - 定員: 会場100名(先着順)
- - 参加費: 無料
- - 共催: 関西よつ葉連絡会、認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールド
- - お申込み方法: フォーム記入
フランソワさんの紹介
フランソワさんは、認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールドのブルキナファソ支部事務局長として、地域開発に14年以上従事してきました。彼は4人の子供の父として、家族を大切にしつつ、隣人愛を持って地域の人々と共に働いています。彼のリーダーシップの下で、ブルキナファソの農業プログラムも進展中です。
私たちの支援が、現地の人々にどのように影響を与えているのか、実際の姿を見ることができるこの機会をぜひお見逃しなく!