名古屋で開催された「Hisaya Plogging Weekend」
2024年9月22日、名古屋の久屋大通公園周辺で「Hisaya Plogging Weekend」が開催され、多くの参加者が集まりました。このイベントは「海と日本プロジェクト」の一環として実施され、地域の美化と環境保護を目的としています。70周年を迎えた中部電力MIRAI TOWERが協賛し、71名が参加しました。
イベントの概要
以前から地域清掃活動を行っている「久屋プロギング」のメンバーが、この日のイベントを運営しました。参加者は、朝の9時から1時間の間、各自のペースで走りながら、仕掛けられたコースを通じてゴミ拾いを行いました。参加者の90%が地元の東区や中区から来ており、特に若い世代が多く参加したことが特徴的でした。このような年齢層の多様性が、地域の環境保護意識の向上に寄与しています。
ごみの回収結果
悪天候にもかかわらず、49kgものごみを回収しました。具体的な内訳として、可燃ごみが5袋、ビン1袋、カン2袋、ペットボトル3袋、不燃ごみ1袋が含まれています。この結果は、地域内の美化に大いに貢献し、清掃活動の意義を再確認する機会となりました。
プロギングルートと参加者の楽しみ
スタート地点は中部電力MIRAI TOWERで、朝礼を行った後、参加者は「久屋コース」、「堀川コース」、「新堀川コース」の選択肢から好きなコースを選びます。
- - 久屋コース:毎週行われている定番のコースで、ルートが安全で初心者にも優しい。
- - 堀川コース・新堀川コース:普段からランニングをしている人にも適した距離で、河川から海へのごみ流出ポイントを通ります。参加者はその現状に考えを巡らせる余地もあり、有意義な体験を得られました。
ゴール地点では名古屋市長が参加者を迎え、計測や記念撮影が行われるなど、地域の協力もいただきながら、イベントを盛り上げました。
特別ゲストとの交流
当日は、ゲストに2019年台湾オープン800m金メダリストの市野泰地さんが参加し、走り方やトレーニング方法についてアドバイスを行いました。参加者からは多くの笑顔が見られ、イベントの一体感が高まりました。また、環境保護についてSNSで発信するインフルエンサーも参加し、若者たちと楽しく会話しながら活動を行い、環境意識向上の重要性を講じました。
今後の展望
「海と日本プロジェクトin愛知県」では、このような活動を通じて、海洋ごみ問題に対する地域の意識を高め続ける考えです。環境保護を目指した持続的な取り組みが、今後も行われていくことが期待されます。今後の活動がどのように展開されるか、引き続き注目が集まります。
団体情報
このイベントを運営した「一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県」では、愛知県を対象にした様々な環境保護活動を展開しています。彼らは国民一人ひとりが「海にごみを出さない」意識を持つことを目指し、今後も取り組みを続けていきます。改めて、地域住民と共に新たな清掃活動や環境保護のプロジェクトに参加してみたいですね。