滋賀県が発信する『しがけあ』の新たな挑戦
滋賀県では、介護業界の現状や魅力を多くの人と共有するためのプロジェクト『しがけあ』を進めています。この取り組みの一環として、新しく発表される「新3K宣言」に注目が集まっています。この宣言は、介護の仕事に対するポジティブな考え方――感謝、クリエイティブ、そして休暇が取りやすい環境を強調したものです。
新3Kを発表する「しがけあフェスタ」
2024年11月2日(土)には、ビバシティ彦根で「第4回しがけあフェスタ」が開催されます。このフェスタでは、滋賀県の介護の仕事に関する新しい観点「新3K」が正式に発表されます。イベントは10:00から16:00まで行われ、公開録音やワークショップなど多彩なプログラムが盛り込まれています。特に注目すべきは、KBS京都ラジオによる「滋賀県版!介護のしごと新3K宣言発表スペシャル」で、人気パーソナリティのスマイルがメインで進行し、滋賀在住のインフルエンサーMumeiさんも特別ゲストとして参加します。
フェスタの内容
フェスタの中では、バルーンワークショップや展示・体験コーナー、さらには「しがけあラリー」も開催され、参加者が楽しみながら介護の重要性を学べる機会となります。また、スマイルと共に行う「だるまさんが転んだ選手権」も企画されており、楽しさと学びが融合した一日となることでしょう。
若手職員による魅力発信
『しがけあ』プロジェクトにおいては、若手介護職員からなる「しがけあアンバサダー」が組織され、彼らが介護の現場のリアルな魅力を伝えています。令和5年度には新たにアンバサダーを募集し、SNSを通じた宣伝などの多様な活動を行っています。また、中学校への出前講座を通じて、若者に直接介護の魅力を伝える機会も増やしていきます。
インフルエンサーによる広報活動
昨年度に引き続き、滋賀県のインフルエンサーであるMumeiさんが、介護業界の魅力を伝える動画を制作します。彼女の影響力は600万人を超えており、多くの若者に介護の現状と魅力を広めることが期待されています。YouTubeや他のSNSを通じて、より多くの人に介護の仕事を知ってもらうことでしょう。
介護業界の未来に向けて
滋賀県内では、今後約1,900人の介護職員が不足すると予測されています。そのため、『しがけあ』は若者に介護という職業を選択肢の一つとして捉えてもらうために、多様なアプローチを通じて介護の魅力を発信しています。今後とも、地域と介護業界が手を取り合い、よりよい未来を築く努力が続けられます。
しがけあの未来を共に考えよう
滋賀県の介護業界がどのように発展していくのか、そして私たちがその一助となるためには何ができるか、今後の活動に注目していきましょう!それぞれの立場から、介護のキラリとした魅力を感じ、自分たちの未来をどう考えていくのかを一緒に見つけていきませんか。