JALカードが「DX認定事業者」に認定される
株式会社JALカード(東京都品川区、本社)は、2024年8月1日付けで経済産業省から「DX認定事業者」として認定されることが決まりました。この認定は、デジタル技術を活用し、変化する社会に応じた取り組みが評価された結果です。
DX認定制度とは
「DX認定制度」は、情報処理の促進に関する法律に基づき、経済産業省が導入したものです。企業がデジタルガバナンス・コードに沿った基本的な要件を満たしているかを国が認定し、デジタル社会への準備が整っているかを示す重要な基準となります。
JALカードが実施したデジタル化の取り組み
1. 会員誌のデジタル化
JALカードは、ペーパレス化と個別化されたサービスを追求し、従来の紙の会員誌を廃止しています。その代わりに、「agora plus」というデジタル情報サイトを立ち上げました。このサイトでは、会員が必要とする情報をオンラインで手軽に入手できるようになっています。
2. One to Oneコミュニケーションの強化
会員専用のオンラインサービス「MyJALCARD」やJALカードアプリを通じて、利用者はWeb上で全ての手続きを完結できるようになります。このサービスの拡充により、よりパーソナルで密接なコミュニケーションを実現しています。
3. データ分析プラットフォームの整備
JALカードはSaaS型プラットフォームの導入を進めており、これにより迅速なデータ分析が可能になります。さらに、データへのアクセス権を厳格化し、データカタログの整備を行うことで、データガバナンスを継続的に強化する取り組みを行っています。
今後の展望
JALカードは、これらのデジタル化の取り組みを通して、豊富に蓄積したデータとデジタル技術を駆使し、顧客に最高の体験価値を提供し続けることを目指しています。これにより、自社の持続的成長を図り、大変化するビジネス環境に柔軟に対応していく構えです。
詳細は
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