宮崎県は、南国の美しい風景と豊かな食文化で知られていますが、その魅力を新たな形で発信するプロジェクトが今、立ち上がっています。特に注目を集めているのが、寒ボラから作られる「宮崎からすみ寒」というブランドです。このプロジェクトの核心には、現代表取締役が亡き父の夢を受け継ぎ、宮崎県を「からすみの町」にするという強い思いがあります。
この「宮崎からすみ寒」は、日向灘の沖合で獲れる寒沖鯔を使用しており、選び抜かれた海水塩で塩漬けされた伝統的な製法で作られています。その結果、プロの料理人からも「程よい塩加減」と「ねっとりとした食感」が高く評価されています。発売からわずか3か月で、さらなるブランドの展開を目指し、クラウドファンディングによる資金調達を開始しました。プロジェクトは、CAMPFIREで11月21日から12月31日まで実施される予定です。
特に注目すべきは、来年1月に発売が予定されているプレミアムシリーズ「琥珀」です。この商品は、水揚げされた鯔から僅かしか取れない800g以上の真子から作られており、非常に希少な特大サイズのからすみになります。クラウドファンディングのリターンとして、限定30個の提供が予定されており、支援額は10万円からとなっています。この機会を逃すと手に入らない特別な商品であるため、支援者には大変魅力的な内容となっています。
「宮崎からすみ寒」の魅力は、単なる味の良さだけでなく、その製法にもあります。使用されている寒沖鯔は、宮崎県東部の豊かな海でのみ獲れる特別な品です。これは、全国屈指の漁場である日向灘が育んだもので、黒潮の影響を受けた水域で育まれた魚を用いることが、品質の高さを保証しています。また、塩漬けに使用されるのは、海水を汲み上げてからじっくりと煮詰めた、無添加無加工の「満潮の塩」というこだわりの塩です。
さらに、宮崎の天候もこの製品にとっては朗報です。宮崎県は全国でもトップクラスの晴れた日が多く、冬の乾燥した気候は、伝統的な天日干しに最適な環境を提供しています。そうした条件のもとで、職人が手間を惜しまず作り上げるからすみは、食卓を彩る一品となることでしょう。
「宮崎からすみ寒」のECサイトやその他の関連サイトでも、様々な商品の購入ができるので、興味を持った方はぜひチェックしてみてください。新たな宮崎の味覚を体験するチャンスです。今後の展開にも大いに期待が寄せられています。
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宮崎からすみ寒のECサイト
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また、丸正水産株式会社は、冷凍魚や水産加工品を扱う業者として、宮崎の誇りとなる製品作りに力を入れています。創業以来、先祖伝来の方法を大切にしながらも、新たな挑戦にも取り組んでいます。今後も多彩な商品開発が進むことが期待されており、宮崎県の新名物になること間違いなしです。