コーヒー好きにはたまらない最新技術が、東京都品川区にあるノグコーヒーロースターズから発表されました。その名も「PUQpress(パックプレス)」。これはコーヒー抽出を自動化するための全自動タンパーで、従来の手動タンピングから解放される画期的なデバイスです。オランダのバリスタテクノロジー社が開発したこの技術は、スタッフがエスプレッソを淹れる際の品質を安定させ、さらには効率のアップも実現します。
PUQpressの魅力
従来のエスプレッソ抽出では、バリスタがコーヒー豆を均一にタンピングする必要がありますが、このプロセスは熟練した技術が求められ、品質にばらつきが出ることもありました。しかし、PUQpressを使用すれば、誰でも簡単にほぼ完璧なタンピングが可能です。ポルタフィルターをホルダーにセットし、ボタンを押すだけで、タンピング圧力が自動的に調整されます。その圧力は5~30kgの範囲で、1kg単位で設定できるため、エスプレッソの品質を確保することができます。また、5種類のプログラミングモードによって、タンピングの速度や回数も自在に調整可能です。
この機能により、コーヒーショップのスタッフ教育にかかるコストが大幅に削減されるだけでなく、お客様に提供するコーヒーのクオリティも一貫性が増します。特に複数のバリスタが同じエスプレッソマシンを使用する環境において、事前に全自動タンパーの設定を行うことで、誰もが同水準のコーヒーを淹れることができるのは、大くのメリットです。
ノグコーヒーロースターズの挑戦
「美味しいコーヒーをもっと普通に」をコンセプトに掲げるノグコーヒーロースターズは、単なるコーヒーショップに留まらず、生豆の輸入から焙煎機の販売まで幅広く展開しています。今回のPUQpressの導入に続き、エスプレッソマシンやグラインダーなどの展開も視野に入れており、より多くの人々が気軽に良質なコーヒーを楽しめる環境を目指しています。
さらに、ノグコーヒーロースターズはその公式サイトやインスタグラムで、最新情報を発信中です。これからの展開に注目が集まります。
公式サイト:
ノグコーヒーロースターズ
インスタグラム:
ノグコーヒーロースターズ Instagram
まとめ
ノグコーヒーロースターズによる全自動タンパーPUQpressの導入は、コーヒー業界に新たな風を吹き込むものです。馬車馬のように働き続けるバリスタたちが、この技術を導入することで、よりクリエイティブな仕事に集中できる環境が整うことでしょう。その革新に期待しています。