アイニコグループがAUTOROで業務効率化を実現し働き方改革を加速
アイニコグループの働き方改革とAUTOROの導入
近年、多くの企業が業務の効率化と自動化を追求する中、アイニコグループ株式会社が実施した施策が注目を集めています。奈良県奈良市を本拠地とするアイニコグループは、住宅や不動産事業を中心に、業務管理のSaaS提供などを手掛けており、今回クラウド型RPAソフトウェア「AUTORO」の導入により、業務の効率化を図り、働き方改革を加速しています。
AUTORO導入の背景
アイニコグループは、業務の仕組み化やマニュアル化を推進してきましたが、組織の成長に伴い、担当者の作業が増加していく課題に直面していました。そこで、非効率な作業を自動化し、本来人が行うべき業務に集中するための改革を目指しました。そうした中、AUTOROというクラウド型RPAツールの存在を知り、トライアルを開始しました。
AUTOROを導入した理由として、シンプルなユーザーインターフェース(UI)と、導入時の営業担当者の対応が挙げられます。機能を使うイメージが明確で、試用段階でスムーズな相談ができたことから、正式導入に至りました。
実際の業務の自動化と工数削減
アイニコグループでは、特に不動産事業部でのAUTOROの利用に大きな効果が見られています。毎日の物件情報の確認や登録作業をAUTOROを使って自動化し、作業時間を月に約30時間削減しました。この結果、業務の負担が軽減され、従業員がよりクリエイティブな業務に時間を使えるようになっています。
SaaSの一部機能としての活用
また、AUTOROは自社の提供するSaaSシステム「BOXJOB」内でも活用されており、不動産業界向けの進捗管理ツールとしての機能を強化しています。特に、業務の期日を過ぎると担当者に自動でアラートを送信する機能は、多くのユーザーから高評価を得ており、業務管理の可視化をもたらしています。これにより、アイニコグループはより付加価値を提供し、業務のヒューマンエラーも減少しています。
社員の意識向上と働き甲斐
AUTOROの導入効果として、業務効率化だけでなく、社員の意識向上にも寄与しています。複数のシステムを連携していることで、AUTOROの利用が社内に広がり、さまざまな部署での自動化の声も上がるようになっています。これにより、2025年版の「働きがいのある会社」ランキングでは中規模部門でTOP40に選出されるという評価も受けました。
未来に向けた展望
アイニコグループは、引き続き「笑顔を創造し続ける企業」としての理念を体現するために、AUTOROの活用範囲を広げていく方針です。業務の効率化を実現することで、従業員がより充実した働き方を享受できる環境を整備していくとしています。
AUTOROは、さまざまな業界で手軽に導入できるRPAソリューションとして、多くの企業が抱えるルーティンワークの自動化を実現するための味方です。アイニコグループの成功事例は、今後の働き方改革の一つの指標となるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
オートロ株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋蛎殻町一丁目13番7号日本橋人形町プレイス5F
- 電話番号
-
03-5614-0090