仙台市ボランティア
2025-03-01 12:46:16

仙台市のボランティアマッチング「スケッター」、応募者の8割が未経験者

仙台市の新しいボランティアマッチングプラットフォーム「スケッター」



仙台市で、介護や福祉領域に特化した有償ボランティアマッチングプラットフォーム「スケッター」が大きな注目を集めています。この「スケッター」は、地域の人々が福祉活動を支える新しいインフラとして、地域資源の活用を促進し、介護事業所の人手不足解消や高齢者の社会参加を実現することを目的としています。

250件の応募、未経験者が大半



「スケッター」の運営を手がける株式会社プラスロボは、仙台市と共同でこのプロジェクトを展開しており、2025年2月から本格的な周知活動を開始しました。市民に対する呼びかけから1か月で、応募件数は250件を超え、ある事業所では2ヶ月先までの予約が埋まっている状況です。驚くべきことに、登録者の80%が業界未経験者であり、多くの新たな人材が介護業界に足を踏み入れています。

心の温かい手を差し伸べる人々の姿が、地域の活力を生み出しているのです。

スケッターの特徴



「スケッター」の最大の魅力は、未経験者や資格のない人でも参加できる点です。具体的には、身体介助などの専門的な手助けだけでなく、それ以外の日常的なお手伝いも対象となっています。このプラットフォームは、2019年にリリースされ、地域住民が福祉を支え合う形を構築することを目指しています。登録者の約7割は介護福祉界での経験がない異業種の方々で、このことが業界の裾野拡大に寄与しています。

此外,学生や若者はもちろん、60〜70代のアクティブシニアも多く参加しており、幅広い世代が協力し合う姿が見受けられます。特に「関心はあったが、どう関われば良いかわからなかった」といった潜在的な層に手を差し伸べるチャンスを提供しています。

地域との連携が鍵



「スケッター」は仙台市だけでなく、他の自治体とも積極的に連携を進めています。例を挙げると、東京都中野区や品川区、埼玉県川口市、福岡県北九州市などとも連携し、地域ごとの特性に応じたボランティア活動の促進を図っています。そして、2025年3月5日には熊本県熊本市との協定も締結する予定です。

互助の精神を持つ「スケッター」は、地域の人々が支え合う社会の実現を目指しています。これにより、高齢者の孤独や孤立を防ぎ、地域共生社会への第一歩を踏み出すことが期待されています。

まとめ



「スケッター」は、単なるボランティアマッチングプラットフォームを超え、地域共生社会の礎を築く重要な役割を果たしています。仙台市における今回の取り組みは、今後の介護人材育成や地域福祉への新たなアプローチとして注目される形となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社プラスロボ
住所
東京都港区西麻布4-11-2日神パレステージ西麻布406
電話番号
050-5241-8694

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