冬のボーナス消費動向
2024-10-29 20:05:38

2024年冬のボーナス消費動向、貯金意識は下降傾向に

Ponta消費意識調査2024年冬のボーナス動向



株式会社ロイヤリティ マーケティングが提供するポイントサービス「Ponta」による第61回消費意識調査が発表されました。この調査は2024年9月24日から9月27日の間に実施され、全国の3000人を対象に行われました。

主な調査結果


今回の調査では、冬のボーナスに焦点が当てられ、消費者の使い道や節約志向に関するトレンドが明らかになりました。

ボーナスの使い道


最も注目すべきは、冬のボーナスの使い道として「貯金・預金」が11年連続で1位を獲得したことです。しかし、この割合は前年に比べて減少し、33.5%となっています。特に20代から30代、50代の層でこの傾向が強く、30代では前年比で5.9ポイントの減少が見られました。

また、「支給されない・分からない」という選択肢でも、30代の間で増加が見込まれ、今後のボーナス支給の不透明感が浮き彫りになっています。

支給金額と貯金の推移


冬のボーナスの支給金額についても調査が行われ、15.5%の人が支給金額が増えると予測しています。しかし、「20万円未満」の層での減少が大きく、17.6%に達しています。貯金や預金をしたいと考える人は5割を超えており、「病気や災害への備え」といった用途が増加しています。

節約志向の高まり


消費者の節約志向も目を引く結果でした。「節約したい」という意向を持つ人は66.8%となり、わずかながら前回調査から減少しています。特に「節約したくない」と考える人の中では、決まっていないとの回答が43.7%に及んでおり、今後の消費行動に影響を与えそうです。

ポイントサービスの利用意向


消費者のポイントサービスに対する意識も調査され、節約を志向する層がより高いポイント活用意識を持っていることが浮かび上がりました。具体的には、節約したい派では「今使いたい」という意向が45.6%と最も高い数値を示しています。

応えを見出す時代


昨今の経済環境において、冬のボーナスの使い道や消費意識は変化の兆しを見せています。特に貯金習慣の変化には注目が集まります。若い世代の意識の変化により、未来の消費行動はどう変わるのか、引き続き注視する必要があります。

詳しい結果については、Pontaリサーチの公式サイト(https://www.loyalty.co.jp/ponta-research/)上にあるPDFで確認できます。今後の調査結果にも期待が寄せられることでしょう。

まとめ


Pontaの消費意識調査は、時代とともに消費者の意識がどう変化しているのかを知る重要な指標となります。特にボーナスや貯金の意識については、金融リテラシーの向上と同時に、将来の行動につながるカギとなるでしょう。


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