愛媛県松前町に新しいオンライン支援サービス誕生
愛媛県松前町は、中小企業や創業予定者を支援するための新しいオンラインプラットフォーム「BizG Masaki(ビズジー・マサキ)」を6月1日にサービス提供開始しました。この取り組みは、地域内の経営課題に直面している企業を後押しする画期的なモデルとして、県内自治体では初めての試みとなります。
BizG Masakiの基本情報と特徴
「BizG Masaki」は、松前町の中小企業や創業者向けに、経営に必要な情報をタイムリーに提供するために設計されています。このプラットフォームでは、利用者が登録した業種や興味に基づいた支援情報(経営ニュースや補助金情報)をLINEを通じてプッシュ配信します。特にAI技術を駆使し、利用者のニーズに合わせて情報を不断に改善することで、より的確なサポートを実現しています。
また、経営に役立つ実務記事や動画も無料で提供し、スマートフォンから簡単にアクセスできます。これにより、忙しい中小企業の経営者も隙間時間を活用して学びを深めることができるようになります。
さらに、プラットフォームは支援機関やビジネスパートナー候補とのマッチング機能も備えており、利用者同士のつながりも大切にされています。今後は、地域に根ざした「ローカルビジネスカレッジ松前校」といったオンライン講座も開講される予定です。
BizG Masakiの目的
「BizG Masaki」構築の主体となるのは、ITスタートアップ会社のウェイビー(東京)です。このプラットフォームは、ウェイビーのビジネスPF「デジ社長」を基に愛媛新聞社と共同で開発されたもので、地域に根ざした特化型のサービスとして松前町専用にカスタマイズされています。行政と民間、事業者が密接に連携し、デジタル技術と人の力を融合させた“攻めの経営支援”を通じて、地域経済の再生と自立を目指しています。
会社概要と連絡先
プラットフォーム「BizG Masaki」を運営する愛媛新聞社は、1876年に創刊された地域密着型の新聞社です。所在地は愛媛県松山市大手町で、代表取締役社長は加藤令史氏です。一方、共同開発を行ったウェイビーは、東京都渋谷区に本社を置くITスタートアップで、代表取締役CEOは伊藤健太氏です。
この新たなプラットフォームについての問い合わせは、愛媛新聞社の営業局デジタル開発部の秀野太俊までどうぞ。連絡先はTEL089-935-2323、Emailは
[email protected]です。誕生したばかりの「BizG Masaki」を通じて、さらなる地元経済の発展が期待されます。