農業の未来を支える技術連携!アグリノートとヤンマーの新たな挑戦
農業の営みは、現代のテクノロジーによって変革が進んでいます。その象徴ともいえるのが、ウォーターセルが提供する営農支援ツール「アグリノート」と、ヤンマーの「スマートアシストリモート」の連携です。この二つの技術が結びつくことで、農業の効率化に向けた新たなサービスが提供されることとなりました。
アグリノートの機能と特長
「アグリノート」は、農場を航空写真で可視化し、農作業や圃場の管理、さらにはスタッフ間の情報共有を容易にします。ユーザーはPCだけでなく、スマートフォンやタブレットからもアクセス可能で、農作業記録や作物の生育記録をいつでも入力・閲覧できます。この利便性が、多忙な農業者にとって大きな助けとなっています。
スマートアシストリモートの役割
ヤンマーの「スマートアシストリモート」は、GNSSアンテナと通信端末を搭載した農業機械から取得される稼働情報を活用したサービスです。このシステムは、農機の稼働状況をリアルタイムで監視することで、最適な作業効率を追求します。さらに、作業記録やノウハウを整理・蓄積し、見える化を図ることを目的としています。
画期的な連携サービス
今回の連携により、アグリノートではスマートアシストリモートに登録された農機の機械情報を活用できるサービスがスタートします。このサービスは、日々の農作業をより効率的に、かつ軽作業で行えるようサポートすることを目指しています。
具体的には、2021年3月3日にリリースされる機能として、スマートアシストリモートに登録された機体の自動登録が可能になります。これにより、農業者は手間をかけずに自分の農機をアグリノートに取り込むことができるようになるのです。
今後の展望
ウォーターセルとヤンマーは、今後もさらなる連携を進め、農業者の営農をサポートするための機能強化を予定しています。デジタル技術を駆使することで、地道な農業に革新をもたらすこの取り組みは、特に農林水産省が推進する「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」とも関連しており、持続可能な農業の実現に向けた重要なステップとなるでしょう。
私たちの食卓を支える農業は、これからも革新を通じて進化し続けることでしょう。アグリノートとスマートアシストリモートの連携は、その一端を担うものであり、未来の農業を垣間見る貴重な機会となっています。
会社情報
ウォーターセル株式会社は、新潟県新潟市に位置し、2011年に設立されました。主に農業情報プラットフォームや農業経営管理ツールである「アグリノート」の開発・運営を行っています。詳細な会社情報は、ウォーターセルの
公式サイト及びアグリノートの
公式サイトをご覧ください。