追手門初の理工学部
2024-09-02 20:30:19

追手門学院大学に初の理工学部が誕生、未来を見据えた教育を展開

追手門学院大学に理工学部が誕生



2025年4月、追手門学院大学(通称:追大)に初めての理工学部が開設されることが決まりました。この学部は、文部科学大臣から正式に認可を受け、国が注力するデジタルおよびグリーン技術分野の専門人材を育成する重要な教育機関となります。

学部設立の背景



追手門学院は、これまで人文・社会科学系の8学部を展開してきましたが、理工学部の設立が初めてです。急速に進化するデジタル技術と、持続可能な社会を目指す「脱炭素」の波に乗り、変わりゆく産業構造に対応できる人材の確保が求められています。このような背景の中、追大は理工学部を通じて、地域社会の多様な課題にアプローチするための技術者を育てる方針です。

カリキュラムの特徴



理工学部は、数理・データサイエンス学科、機械工学科、電気電子工学科、情報工学科の4つの学科で構成されます。各学科では、基礎的な理論や専門技術の習得がしっかりと行われるほか、隣接する学科との連携を深める機会も提供されます。

3年次には、異なる学科の学生がチームを組んで、実際の社会的課題に取り組む課題解決型授業が必修科目として設けられています。これにより、工学と理学の知識を併せ持ち、幅広い視点から問題解決に取り組む力を養います。

さらに、茨木安威キャンパスには最新の実験機材を完備した研究施設が整備されており、専門の枠を越えて学び合える環境が整えられています。

文理融合の新たな教育モデル



追手門学院大学は「長期構想2040」に基づき、文理を融合させた教育と研究環境の充実を図っています。理工学部の設立により、今後は文理の専門知識を一体的に活用する「総合知」を基盤とした新たな大学像を追求していく予定です。

今後の展望



追手門学院大学では、理工学部の設立に際し入学定員は200人を予定しています。これにより、デジタル化と脱炭素といった現代のキーワードに対応した技術者の育成が一層加速することでしょう。新たな理工学部の開設が、追手門学院のさらなる成長を促進し、地域社会のニーズにも応えていくことが期待されています。

追手門学院大学がどのように変革を進め、未来の人材を育てていくのか、その動向から目が離せません。


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会社情報

会社名
学校法人追手門学院
住所
大阪府茨木市西安威2丁目1-15登記上本店:大阪市中央区大手前1丁目3-20
電話番号
072-641-9590

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