東陽テクニカが「オートモーティブワールド2025」に出展
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野俊也)は、2025年1月22日から24日までの3日間、東京ビッグサイトで行われる「オートモーティブワールド2025」、特に「第17回[国際]カーエレクトロニクス技術展」に出展することを発表しました。ブース番号はE40-53で、訪れる人々に最先端のEV技術を紹介します。
オートモーティブワールドの概要
「オートモーティブワールド」は、カーボンニュートラル、電子化・電動化、自動運転、コネクティッド・カー、軽量化など、次世代のクルマに関する革新技術を網羅した展示会です。業界のエンジニアや技術者に向けたこのイベントでは、最新の技術情報や製品が一堂に会します。東陽テクニカは、特に電気自動車(EV)の充電関連技術に焦点を当て、来場者にその技術やサービスを直接体験してもらう予定です。
出展内容のポイント
電気自動車(EV)充電評価サービス
東陽テクニカが提供する「EV充電評価サービス」は、さまざまな充電規格に対応するワンストップの充電評価試験を実施します。これは、EV充電テストラボで行われ、テュフ ラインランド ジャパンが作成した評価レポートによってバックアップされます。急速充電規格であるNACS、CHAdeMO、GB/T27930、CCS Type1/Type2など、多様な充電スタイルに対応しているのが特徴です。
EV充電アナライザ/シミュレータ
出展する製品の1つであるドイツ・comemso社製のEV充電アナライザは、充電器の開発や設置、メンテナンスに活用できるシステムで、複雑なEV充電の問題解析を行うことができます。
大容量・双方向直流電源システム
さらに、ドイツ・EA Elektro-Automatik社製の電源システムは、最大1MW以上の電源構築が可能で、業界最高水準の電力効率を実現しています。これは、急速充電インフラの構築にも広く利用されるでしょう。
エレクトリックモータエミュレータ
カナダ・D&V Electronics社製のエレクトリックモータエミュレータは、実モータなしでインバータ評価を行い、効率的に開発を進めることができます。この装置は高圧ラインの挙動を再現でき、高度な検証が可能です。
リップル重畳試験システム
スイス・AMETEK CTS社製のリップル重畳試験システムは、大電流特性を持つデバイスへのリップル重畳を可能にし、高電圧DCバスの共振点確認から適合試験までを行える包括的な試験ソリューションを提供します。
TSBシリーズのモータトルク試験ベンチ
最後に、東陽テクニカ製のオールインワンモータトルク試験ベンチ「TSBシリーズ」は、モータ性能評価に必要なすべての機能を備えたシステムで、実機展示も予定しています。
まとめ
東陽テクニカは、カーエレクトロニクス技術展において、電気自動車関連の革新技術を展示し、来場者と積極的に情報を共有することを目指しています。業界に求められる新技術やサービスを通じて、持続可能な交通社会の実現に貢献する姿勢が窺えます。ぜひ、東陽テクニカのブースにお立ち寄りください。