通信速度制限の実態
2016-12-20 15:02:11
通信速度制限を体験する人が半数超、20代女性の悩みとは
スマートフォンのトラブル実態調査
近年、格安スマホや格安SIMの人気が高まっています。株式会社MM総研の調査によると、2016年末には657.5万回線の契約数に達し、前年比62.0%の増加率を示しています。このことから、格安スマホ市場は今後も成長が期待されています。
通信速度制限の現実
調査によると、通信速度制限を体験したことがあると答えた人が全体の52.0%。特に20代の女性では、その数が70.5%に達しています。この結果から、通信速度制限の影響を最も強く感じているのは20代女性であることが伺えます。
通信速度制限にならないようデータを計画的に使用することについて、87.3%の人が「非常に思う」または「少し思う」と回答しました。つまり、通信速度制限を気にしながらデータ容量を管理することが面倒だと感じる人が多いのです。
SNS利用者の増加
「通信制限になると困るアプリは何ですか?」との質問に対し、全体の37.1%がSNS系アプリを選択しました。特に女性では43.6%、男性では30.6%がSNS系アプリを挙げており、SNS利用の普及が通信速度制限の影響を強く受けていることが分かります。
画面割れ問題の影響
さらに、調査ではスマートフォンの画面が割れたまま使っていた経験を持つ人も多いことが浮き彫りになりました。全体で16.9%ですが、20代女性では22.3%がそのような経験をしたと答えています。画面が割れたままの使用理由としては、修理に行くのが面倒(34.3%)、修理費用がかかるため払いたくない(30.2%)、動くので当面はそのままで問題ない(27.8%)が挙げられます。
補償サービスの未加入
また、スマートフォンの画面が割れた際に端末補償サービスに加入していなかった人は全体で47.3%、特に20代は52.4%に達しています。若者層は保険には加入せず、痛い目に遭うことが多いと見受けられます。
まとめ
以上の結果から、スマートフォンの通信速度制限や画面割れのトラブルは特に20代女性に深刻な影響を与えていることが分かりました。通信速度を維持するための工夫や、画面の修理をためらう心理など、今後の市場展開にはこうしたニーズを踏まえたサービスの提供が求められます。今後の格安スマホ市場の進化に注目です。
会社情報
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NTTコミュニケーションズ株式会社
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