ツクルバ、新執行役員の就任を発表
株式会社ツクルバ(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 村上浩輝)は、2024年8月1日より新たに執行役員に溝口健治氏を迎えることを発表しました。溝口氏は過去に複数の企業でプロダクト開発を手掛け、その経験をもとにツクルバの更なる成長を目指します。
新体制での挑戦
新しい経営体制のもと、ツクルバは2025年の7月期を新しいスタート地点とし、通期黒字化を目指しています。企業は「通期増益の財務規律を設定し、カウカモ事業の中長期にわたる持続的成長に向けた投資を実施する」という方針を掲げています。
この投資には、マーケティングの強化、営業組織の拡大、新規事業の立ち上げが含まれており、プロダクト・サービスの品質向上およびマネジメントと業務プロセスの強化にも焦点が当てられています。
溝口氏の経歴
新任の執行役員CPO (Chief Product Officer) 溝口健治氏は、1979年生まれで、これまで多数の企業でプロダクト開発をリードしてきた実績があります。彼の経歴は、SIerでのCRM系システム開発から始まり、PwCコンサルティングで新規事業の企画やPMO支援に従事しました。
2010年からは楽天に入社し、Rakuten Asiaへの出向を経て、さらに株式会社鎌倉新書で執行役員兼プロダクト開発部長を務め、終活領域におけるプロダクトの開発を行いました。2021年にはベルフェイスに参加し、次世代のプロダクトマネジメント組織の立ち上げを担当。その後、取締役として経営にも深く関与してきました。
2024年2月にはツクルバに加わり、2024年8月からCPOとしての業務を開始する予定です。
住宅流通事業の未来
ツクルバは、住宅流通プラットフォーム「カウカモ」を運営しており、中古・リノベーション住宅のマーケットプレイス型流通に特化しています。この事業モデルは、今後の市場においてさらなる成長が期待されており、溝口氏の新たなリーダーシップのもとでの取り組みに期待が寄せられています。
会社の代表である村上浩輝氏は、今回の人事が新しい挑戦のスタートになると考えており、溝口氏の豊富な経験がツクルバに新たな視点をもたらすと信じています。
経営体制の概要
現在の企業体制は、取締役や監査役、執行役員が連携し、各分野での成長を目指しています。具体的には、代表取締役の村上氏を中心に、戦略本部長の北原氏、経営管理を担当する小池氏、財務本部長の門間氏などが揃い、強固な経営体制が整っていることが示されています。
会社概要
株式会社ツクルバは、2011年に設立され、「場の発明」を通じて欲しい未来を作り続けることを使命としています。デザインとテクノロジーを融合した新しいビジネスモデルの開発に注力し、住宅流通市場での位置を確立しています。公式ウェブサイト
こちらから、さらに詳しい情報を得ることができます。
事業の成長に向けた新たな挑戦に、今後も注目が集まります。