パーセフォニがCDP対応の新機能を発表
2025年6月19日、炭素会計領域でのリーダー、パーセフォニAI INC.は、国際的な環境情報開示プラットフォームCDP(Carbon Disclosure Project)に準じた定量データのレポーティング機能を新たに追加したと発表しました。この機能は、温室効果ガス(GHG)排出量やエネルギー消費量、スコープ1から3の排出量を整理し、CDP2025に必要なデータを効率的に提供することを目的としています。
この新機能により企業は、CDPへの回答に必要なデータを一元的に管理し、報告業務を大幅に効率化できます。これまでは個別にデータを集め、整理する作業が多く、簡素化するためのツールを求められてきましたが、パーセフォニの新機能は、その悩みを解決する一助となるでしょう。
主要な機能ポイント
1.
CDP回答構造に基づいた出力ファイル
新しいレポート機能は、CDPの特定の質問に沿った形で定量データを整理します。これにより、企業は必要なデータを簡単に取得し、報告に反映させることができます。
2.
スコープ1・2・3排出量の自動集計
自社の温室効果ガス排出量の集計が自動的に行われ、報告フォーマットへの変換もスムーズに行えます。これにより、データ処理のタイムラインが圧倒的に短縮されます。
3.
過年度データとの比較
企業は、過去のデータと新たに集めたデータを比較し、排出量やエネルギー消費の変化を把握することが可能です。これにより、自社の環境的なパフォーマンスを定期的に評価することができます。
4.
簡易なエクスポート機能
作成したレポートはCSVやExcel形式でファイルとしてエクスポートでき、CDPポータルに直接提出する際もスムーズです。
この新機能は、企業が持続可能性に関する情報開示に迅速かつ正確に応じられるようにするのに役立ちます。特に、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)やISSB(国際サステナビリティ基準審議会)の基準に対応するための準備を強化することが期待されます。
パーセフォニジャパンの代表である坂本晃一氏は、「企業の気候変動への対応や情報開示の必要性が高まる中、この機能追加は多くの企業が自己の環境影響を把握し、透明性をもって情報を開示できる手助けになる」と述べています。さらに彼は、当社が持続可能な社会を目指す企業の変革を支援するテクノロジーを引き続き提供していく意向を強調しました。
パーセフォニは、今後もESG(環境・社会・ガバナンス)、GX(グリーン・トランジション)、さらには気候変動に関連する機能を拡充しながら、企業のサステナビリティ経営を支援する姿勢を持ち続けていくとしています。
企業情報
パーセフォニは、気候変動管理と炭素会計プラットフォームにおいて群を抜いた存在です。企業や金融機関は、パーセフォニのSaaSソリューションを通じて、国際基準のPCAFやGHGプロトコルに従った信頼性の高い情報開示を実現しています。会社は炭素会計の「ERP」(企業資源計画)とも言われ、スコープ1からスコープ3までの包括的な炭素管理を可能にしています。
お問い合わせ先
何かご質問がありましたら、パーセフォニジャパン広報(Email:
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