ITエンジニア支援調査
2024-10-24 21:51:51

プログラミング学習者の就職活動と企業への期待に関する調査結果が明らかに

ITエンジニア志望学生の就職希望調査



このたび実施された調査では、ITエンジニアを目指す学生180名を対象に、プログラミング学習者と未学習者の就職活動に関する意識の違いが明らかになりました。

ITエンジニアを志望する理由


まず、エンジニアを目指す理由について伺ったところ、プログラミング学習者の45.6%が「ITやテクノロジーが好き」と回答し、33.9%が「プログラミングが好き」と続きました。さらに32.8%は「世界中で需要が高まっている」という理由を挙げました。プログラミング学習をしている学生は67.8%を占めましたが、32.2%は何らかの理由で学習をしていないという結果が出ました。

学習していない理由として多かったのは「学習する時間がない」で、次に「どこから始めればいいか分からない」と「サポートや指導を受けられる環境がない」が続きました。

働きたい環境に対する意識


調査の結果、希望する働き方は「リモートと出社を併用(半々)」が44.4%と最も多く、フルリモートは15.6%に留まっていることが分かりました。これは、リモートワークを求めつつも、一定のコミュニケーションが必要不可欠であるという考え方を反映していると言えそうです。

企業情報への関心


新卒エンジニア採用においては、福利厚生及び柔軟な働き方に対する関心が高いことが明らかになり、プログラミング学習者は特に「企業の技術スタックや開発手法」についても29.5%が関心を示しました。非学習者に比べ、学習者は実務に関する情報に敏感であることが示されています。

不安の要素と企業への期待


就職活動における不安要素として、両者の間で異なる焦点が見受けられました。プログラミング学習者は「実務経験が不足していることへの評価」が気がかりである一方、非学習者は「自分に合った企業が分からない」ことが最も大きな不安として認識されていました。これにより、学習者は技術力の不足を感じ、非学習者は適切なマッチングの難しさに直面していることが伺えます。

企業に求められることとして、プログラミング学習者は「すぐに質問できる環境」や「しっかりした研修制度」を重視し、非学習者は「自主的な教育支援」に期待を寄せる傾向がありました。

まとめ


調査から見えてきたことは、プログラミング学習者は技術に対する理解を深めており、選考に対して前向きな姿勢を持っている一方で、非学習者は主に働く環境に焦点を当てていることです。それぞれのニーズに応じた支援や企業側のアプローチが求められる時代になってきていると言えます。未来のIT業界での成長を見越し、企業は適切な情報提供と求職者とのコミュニケーションを強化し、両者が理想的な形で結びつくことを目指すべきです。


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