年末調整をスマート化
2025-09-17 12:09:35

ミロク情報サービスが新しいAI-OCR入力技術を導入し年末調整をスマート化

ミロク情報サービスの新たな一歩



株式会社ミロク情報サービス(MJS)は、給与計算・年末調整システムの革新を発表しました。同社は東京都新宿区に本社を構え、財務・会計システムや経営情報サービスを開発・販売しています。新たに、同社のERPシステム『ACELINK NX-Pro』と、中小企業向け業務パッケージ『ACELINK NX-CE』において、「AI-OCR入力」への対応を開始しました。

この新機能の導入により、年末調整業務で必要となる「賃金台帳」、「給与所得の源泉徴収票」、「生命保険料控除証明書」、「地震保険料控除証明書」の4種類の証憑が簡単に読み取れるようになります。この技術により、事務作業の効率化が飛躍的に進むと期待されています。

スムーズな操作性と高精度の実現



AI-OCR入力は、特別な導入準備なしに即利用可能で、証憑を一括で読み取り、自動でその種類を判定して明細を転記します。例えば、申告書データや給与データ、年調データの入力処理へもシームレスに連携することができるのです。操作中でも、既に解析を終えた証憑の確認が行えるため、業務の効率性が一層高まります。

自動化による手間の削減



MJSの目標は、AI-OCRと自動仕訳機能を組み合わせることで、業務効率を平均45%向上させることです。また、処理時間を最大70%短縮し、入力ミス削減率は最大で80%、人的リソースの削減率は30%を見込んでいます。これにより、年末調整業務だけでなく、仕訳入力業務の完全自動化も視野に入れています。

未来を見据えた取り組み



MJSでは、AI-OCRの普及促進とAPIを用いた外部サービスとの統合を推進し、正確かつ効率的な申告業務の実現を目指しています。こうした技術革新により、従来の手作業から解放され、よりスマートな業務プロセスが生まれることでしょう。これからの中小企業にとって、経営の質とスピードが大きく向上することが期待されています。

具体的な利用方法と価格体系



給与計算・年末調整システムの「AI-OCR入力」は、特定の証憑を対象にした従量課金制で、明細1件につき10円とされています。詳細な利用方法については、MJSの公式サイトより確認できます。

結論



スタートしたばかりのこのAI-OCR機能は、今後の会計業務を変革する大きな一歩です。ミロク情報サービスは、この新しい技術によって全国の会計事務所や企業の業務効率化を支援していく姿勢を示しています。私たちの仕事環境にどのように影響を及ぼすのか、今後の展開が非常に楽しみです。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社ミロク情報サービス
住所
東京都新宿区四谷4-29-1
電話番号
03-5361-6369

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。