国内売上No.1の百貨店・伊勢丹新宿店<リ・スタイルプラス>が、ファッションの教育機関・大阪文化服装学院と手を組み、初めて学生によるブランド作品を販売することが決まりました。これは、アップサイクルプロジェクト「ピース de ミライ」の一環であり、学生たちの創造力と個性を表現する貴重な機会となります。
「ピース de ミライ」とは?
「ピース de ミライ」は、三越伊勢丹グループが手掛けるプロジェクトで、国内外のメーカーやブランドから提供された余剰生地などの「ピース」を新しい価値に生まれ変わらせることを目的としています。2022年にスタートしたこのプロジェクトは、毎回異なるテイストやアプローチで展開され、業界内でも注目を浴びてきました。
学生たちが手掛けるブランドは、それぞれが個人のブランドコンセプトに基づいてデザインされた独自のアイテムばかり。例えば、「Asahi Arakawa as a Service」や「Bill Bill」というブランド名を持つアイテムは、各学生のクリエイションの集大成と言えるでしょう。さらに、選ばれた2ブランド「Bill Bill」と「KOTONA TATEISHI」は、今シーズンのコレクション全ラインナップが店頭に展示される特典を得ました。