AGSグループの国際的な挑戦
株式会社AGSグループは、国際サービスの強化を目的として、中華人民共和国の上海市とマレーシアに新たな法人を設立しました。これにより、日系企業の海外活動を積極的に支援する体制が整いました。
上海法人の設立背景
上海では、日系企業の中国市場における新たな展開をサポートします。米中間の緊張や中国経済の先行きに不安が広がる中で、なおも約14億人を擁する中国市場は日本企業にとって重要なターゲットです。2023年時点では、全世界で31,060社の日本企業が中国に進出しており、その約70%が上海を拠点としています。この背景を受け、AGSは現地専門家チームを編成し、上海法人を設立しました。これにより、日系企業の事業活動、組織再編、撤退に対するサポートを強化します。
マレーシア法人の設立理由
AGSは2018年からマレーシアに拠点を設けていましたが、今般の法人設立により、より専門的で多様なサービスを提供できる構えです。お客様からの支援要望が増加していることから、現地事情に精通した専門家によるサービスが不可欠であるとの判断のもと、マレーシア法人の設立を決定しました。
AGSの国際サービスとの連携
AGSの国際サービスは、2008年の開始以来、法人税務顧問をはじめ、海外取引や企業進出の支援、多様な業務を提供してきました。シンガポール、香港、マレーシアと、地域ごとに拠点を展開し、2025年には上海に新拠点を設置する予定です。これにより、全8か国・地域、9拠点におけるサービスの質を一層向上させることが可能になります。
2022年末には、ATSOM Partnersという国際アカウンティングネットワークを設立し、米国、メキシコ、ドイツ、インドなど、幅広い国にサービスを広げています。2025年にはアラブ首長国連邦のドバイも加える予定です。これにより、AGSがカバーするエリアは世界15カ国となり、より強固な国際ネットワークを構築しています。
AGSグループのビジョン
AGSは、株式会社AGSコンサルティングとAGS税理士法人を核とする独立系で総合型のアカウンティング・ファームです。日本の企業に身近なサポーターとして、4,100社以上の法人顧客と1,900人の個人顧客を持ち、税務や国際業務支援、M&A、企業再生など様々なサービスを展開しています。AGSは、日本経済を支える重要な役割を担っていると自負しており、日本発のアカウンティング・ファームとして最高のサービスを追求しています。
会社情報
- - 所在地: 東京都千代田区大手町1-9-5 大手町フィナンシャルシティノースタワー24階
- - 代表者: 虷澤篤志、廣渡嘉秀
- - 創業年: 1970年
- - 従業員数: 約733名(公認会計士117名、税理士119名、国外会計士5名)
公式ウェブサイト:
AGSグループ
公式SNS:
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