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テクノベルが新たな拠点「なにわラボ」を設立

大阪市城東区にて、株式会社テクノベルは新しい押出機製造のための施設「なにわラボ」を建設することを発表しました。この新たな拠点は、2024年の秋頃に完成する予定です。

テクノベルは、2004年に地元大阪市城東区に本社工場を移転し、それ以来、押出機製造の重要な拠点として成長を続けてきました。今回設立される「なにわラボ」は、テクノベル製品の機器開発の中心的な存在として位置づけられ、顧客の技術的要望に応じた柔軟な機器設計を可能にするために計画されています。

「なにわラボ」の基本コンセプトは、テスティング機能とショールーム機能を併せ持つことです。そこで行われるデモンストレーションは、最新の押出機設備を使用して、実際の運転を見てもらい、顧客のニーズに適した機器の開発を示します。特に、テクノベルの世界標準機とされる小型2軸押出機であるKZW08やKZW15シリーズに加えて、独自に設計した小型および大型の多軸押出機も展示される予定です。

さらに、テクノベルは米国の販売代理店であるOrbetron LLC社との戦略的提携を強化し、最新鋭の小型2軸押出機「KZW15」を米国のシャーロットにあるOrbetron社の施設に導入します。この協力は、国際的な展開を進めるとともに、技術革新を促進する重要な一歩といえるでしょう。

テクノベルは大阪を拠点に、技術革新と進化を続けながら、顧客に対して価値ある製品とサービスを提供し続ける所存です。「なにわラボ」の設立は、そのビジョンを実現するための鍵となることでしょう。

今後の「なにわラボ」に期待が高まります。テクノベルは地域社会に貢献しつつ、グローバルな市場でもさらなる成長を目指していきます。これにより、大阪が新たな技術のハブとして、製造業の未来を切り拓く役割を果たすことが期待されます。

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