空港の未来を展望するHANEDA EXPO 2024で岡谷エレクトロニクスが切り拓く新技術

HANEDA EXPO 2024で岡谷エレクトロニクスが出展

岡谷エレクトロニクス株式会社は、2024年10月31日から11月1日までの2日間、HANEDA INNOVATION CITY®で開催される「HANEDA EXPO 2024」に出展します。このイベントでは、3D-LiDARを搭載した人流計測技術「ナガレミル」を展示し、空港や航空業界における新たな可能性を提案します。

HANEDA EXPOとは

「HANEDA EXPO」は、空港および航空分野の先進技術を一堂に集めた展示会で、恒例の行事として2022年から毎年開催されています。羽田空港をテクノロジーの発信地グローバルに位置づけ、このイベントではセキュリティ技術や持続可能な運営方法、サイバーセキュリティ、そして自動運転技術など、多岐にわたる最新技術が紹介されます。第4回目となる今年は、特に空港運営に役立つ新技術にスポットを当てています。

岡谷エレクトロニクスの展示内容

岡谷エレクトロニクスのブースでは、3D-LiDARを利用した革新的な人流計測技術「ナガレミル」を詳しく紹介します。この技術は、歩行者や車両の動きを広範囲にわたって計測し、そのデータをAIを用いて解析することによって、移動パターンの把握や行動分析を可能にします。具体的には、以下のような特徴があります：

- 広範囲検知：数十メートルから数百メートルの範囲で歩行者を認識。
- 全天候対応：光や天候に影響されず、昼夜を問わず利用可能。
- プライバシー保護：顔や服装の個別情報を取得せず、個人情報を守る。
- 迅速データ収集：短期間で多くのデータを解析し、実用的な情報を提供。

「ナガレミル」に搭載される5つの機能は、航空利用者行動の可視化を実現し、混雑状況の改善やサービス向上に寄与します。

空港運営の利便性向上に貢献

現代の空港では、多様な目的を持った利用者が行き交います。例えば、旅行者は土産物をゆっくり選びたい人や、出発ギリギリで急ぐ人がいます。それぞれの行動を理解するためには、マクロ視点（全体の流れ）とミクロ視点（特定の地点での状況）の両方の分析が不可欠です。

「ナガレミル」は、空港の人流を把握し、混雑を軽減するための必要なデータを提供します。データを活用することで、案内方法の改善や限られたエリアの制限などへの素早い対応が可能になります。そのため、空港内での快適な体験を提供し、観光需要の増加にも柔軟に対応します。

是非ともご覧いただきたい

岡谷エレクトロニクスは、空港の安全な運営をサポートするために、ターミナル内に3D-LiDARを設置し、「ナガレミル」を広く普及させることを目指しています。今回の展示では、多くの空港関係者にこの最先端技術の重要性を伝え、共に未来の空港業界を支えていくことに注力します。

興味深いのは、展示エリアがターミナルを模しているため、実際の空港の混雑状況をシミュレーションするリアルタイムデモも行います。これにより、実際の運営現場でも役立つ「ナガレミル」のポテンシャルを体感できます。

さらに、夜間や悪天候でも安定した測定が可能な3D-LiDARを実際に展示し、関係者の方々に高精度測定の実力をお見せします。空港だけでなく、他の多様な施設でも活用される技術として、多くの方に楽しんでいただける内容です。ぜひ当ブースを訪れてみてください。