アイシン、2030年に向けた移動の価値創造を目指す取組み
アイシン、2030年に向けた新たな挑戦
株式会社アイシンの取締役社長である吉田守孝氏は、2026年の年頭挨拶において、2030年に向けた3カ年計画の重要性と取り組みについて語りました。
2025年は、環境の不確実性が高い中で、多くの具体的な成果が見られた年と振り返り、次の3年間でも自身の強みをさらに強化していく方針を明らかにしました。アイシンは「世界一のフルラインアップ駆動ユニット」と「グローバルに広がる生産拠点」という二つの強みを持っています。これらを基盤に、常に変化する環境に柔軟に対応していくとしています。
電動化と知能化の推進
アイシンは、電動化においても注力しており、HEV(ハイブリッド電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)、BEV(バッテリー電気自動車)向けの駆動ユニットを幅広く取り揃えています。特に、2025年には第二世代のeAxleが市場に投入される予定です。市場でBEVの成長が鈍化している中でも、アイシンはその開発速度を緩めず、地域特性に基づいた製品開発を進めています。
さらに、車両の知能化に向けた取り組みも積極的です。車室のセンサーやAIを活用し、「ストレスフリーエントリー」や「乗員見守り」といったサービスを創出し、提供価値を高める製品開発を進行中です。
グローバル生産拠点の強化
アイシンは、世界150の生産拠点を活用し、地域に根差した生産体制を推進しています。通商や経済安全保障の変化に対応し、日本、北米、インド、南米を攻めの地域として選定し、現地生産化を計画しています。これにより、顧客ニーズへの迅速な対応が可能となり、受注の増加も期待されます。
人的資本への投資
会社の成長にとって、人材は欠かせないと吉田社長は強調しています。アイシンでは、「チャレンジする人・職場」を目指し、組織の意識改革を進めており、より多くのリーダーが現れています。これにより、積極的に挑戦し、成長する企業文化を醸成しているとのことです。2030年に向けた変革には人的資本への充実した投資を惜しまず、次世代のリーダー育成にも力を入れています。
移動の価値の創造に向けて
今後3年間で、アイシンは現行の活動成果を着実に刈り取りながら、経営基盤の強化を進め、構造改革を行う計画です。「量から質へ」という収益基盤の変化を狙い、持続的な成長を実現するための施策を展開します。また、これまでの挑戦意欲をさらに高め、次の3年間で新たな「移動の価値」を創造する企業を目指して頑張り続ける決意を示しました。
この取り組みは、自動車業界のみならず、多くの産業において注目されています。アイシンの未来のビジョンに期待が寄せられる中、変化の激しい環境に適応し続ける企業としての姿勢が求められています。
会社情報
- 会社名
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株式会社アイシン
- 住所
- 愛知県刈谷市朝日町2-1
- 電話番号
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0566-24-8441