モビリティスナック
2024-08-21 19:25:54

新たな地域公共交通の形「モビリティスナック」誕生!

新しい交流の場「モビリティスナック」誕生



長野県に新たな社交の場「モビリティスナック」が2024年8月23日にオープンします。この新たな取り組みは、地域の公共交通やモビリティに関わる専門家たちが集まり、リラックスした雰囲気の中で意見やアイデアを自由に交わす場となります。日常の通勤や観光、イベント参加に至るまで、私たちの生活に欠かせない「人の移動」にフォーカスを当てています。特に地域が抱える交通課題を共有し、未来のビジョンを形にすることを目指しています。

コミュニティを重視した新しいアプローチ



モビリティスナックの最大の特徴は、肩書きを外し、フラットな関係で情報を交換できる点です。専門性の高いモビリティや交通分野でのプロジェクト創出は、多様な視点が求められます。そのため、専門家や一般市民が一堂に会してじっくりと話し合える環境が重要です。参加者同士がリラックスした雰囲気で意見を交換できるよう、スナック形式を採用しているのです。

具体的なイベントの開催



このスナックの第一弾として、長野県全域を対象とした「スナックシナノ」と、千曲市を中心に活動する「スナックチクマ」が予定されています。

「スナックチクマ」は8月23日からスタートし、地域住民と交通関係者が共に未来のビジョンを描くためのプログラムが用意されています。特別列車「湯けむりNEOネオン号」や、「千曲川ゴーランド」というデジタルフリーパスプラットフォームを活かした取り組みも行われ、地域の可能性を広げることを目指します。

一方、9月3日からの「スナックシナノ」では、長野県内の広域連携に焦点を当てたディスカッションが予定されています。現代の生活スタイルに合わせた公共交通の利活用やゼロカーボンの推進といった、時代のニーズに応じたテーマで進められる予定です。参加者には、主な鉄道事業者やマーケティング、テクノロジー、デジタルトランスフォーメーションの専門家たちが集まり、非常に有意義な交流の場となるでしょう。

実践的なトレーニングの導入



また、モビリティスナックでは構想を練るだけでなく、実践的なトレーニングも行います。例えば「千曲川ゴーランド」を教材とし、プロジェクトを生み出す力を育成することを目的としています。このプラットフォームは、LINE公式アカウントを活用した地域特典付きの乗車券を販売するシステムであり、地域の利用者にとっても利便性の高いものとなっています。

地域活性化に向けた新たな挑戦



モビリティスナックは地域の公共交通分野におけるイノベーションを促進するため、専門家と地域住民が共に学び、考える場を提供することで、地域活性化を図る取り組みです。信州千曲観光局と株式会社ふろしきやの連携によって実現されたこのプロジェクトは、長野県内のモビリティ課題解決に向けて重要なステップと考えられます。

今後は、長野県だけでなく、他の地域でも同様のモビリティスナックを開催し、地域に根ざした交通ソリューションを模索するかたちで広がりを見せることが期待されます。新たな観光資源の構築や、交通分野からデジタル理解の深化を通じて、地域全体の活性化を目指しています。


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会社情報

会社名
一般社団法人信州千曲観光局
住所
長野県千曲市上山田温泉2丁目12−10
電話番号
026-261-0300

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