三菱HCキャピタルグループがVAIOのリファービッシュPCを導入
リファービッシュPCで持続可能な未来を目指す三菱HCキャピタルグループ
近年、企業の環境への配慮がますます求められる中、三菱HCキャピタルグループが新たな取り組みを発表しました。グループの三菱HCキャピタル株式会社と三菱HCキャピタルITパートナーズ株式会社は、VAIO株式会社が提供する保証付きリファービッシュPC「Reborn VAIO」を導入することを決定しました。2025年8月より、合計280台が社員の業務に利用されます。
具体的には、この取り組みにより、三菱HCキャピタルでは200台がシンクライアント端末として使われ、残りの80台はITパートナーズの社員によって利用されます。このリファービッシュPCの導入により、二酸化炭素換算で38.36トンもの温室効果ガスの削減が見込まれているのです。
VAIOの新たな取り組み
VAIOは、設立以来、モバイルワーク向けのPCを販売し、多様なニーズに応える製品を提供してきました。今年、VAIOは個人向けに「認定整備済PC事業」を開始し、新たな選択肢として環境に配慮した製品の提供を進めています。この度、法人向けにも「Reborn VAIO」として、整備・販売が開始されることとなりました。
「Reborn VAIO」は、徹底して整備されたVAIOの中古品で、メーカー保証が1年付いているため、顧客は安心して利用することができます。このような商品提供の仕組みは、同一機種の数量を確保することで法人利用に最適化されており、三菱HCキャピタルグループは、法人企業として初めてこの製品を採用する運びとなったのです。
環境への配慮と企業活動
三菱HCキャピタルグループの目指すところは、持続可能な社会の実現だけでなく、ビジネスの効率向上にも寄与することです。このプロジェクトによって、導入したリファービッシュPCの使用感を評価し、今後の製品改善に役立てる考えです。また、リース終了後のPCをVAIOが引き取り、再生することで、リース市場への新たな展開も計画されています。
社会への貢献
三菱HCキャピタルグループは、連結総資産が11兆円を超え、世界20カ国以上で事業を展開する中で、環境ビジョンを掲げ、様々なビジネスモデルを通じて社会的課題解決に取り組んでいます。リファービッシュPCの活用は、その一環として進められており、これからも環境配慮型のビジネスモデルが期待されます。
結論
このように、三菱HCキャピタルグループとVAIOの提携は、ただの業務改善に留まらず、環境への持続可能な貢献を可能にする重要な試みです。リファービッシュPCの導入は、企業の社会的責任を果たすだけでなく、未来のテクノロジー利用においても新たな基準を創出することになるでしょう。
会社情報
- 会社名
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三菱HCキャピタル株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング
- 電話番号
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03-6865-3000