グリーベンチャーズ、投資特化の新ファンドを発表
グリーベンチャーズ株式会社が、風雲急なスタートアップエコシステムの中で重要な一手を打ちました。同社は、ファンド・オブ・ファンズである「GREE LP Fund JP 2号投資事業有限責任組合」(通称、JP2)を設立し、第一次募集を合計44億円で完了しました。最終的には60億円規模のファンドが計画されています。
JP2の概要と特色
JP2は、グリーベンチャーズがこれまでに培った豊富な経験を基にしたもので、主に国内のベンチャーキャピタル(VC)とスタートアップへの投資を行います。近年の投資実績を振り返ると、グリーベンチャーズは国内外で100本以上のVCに投資しており、その実績が今回のファンド設立にも大きく寄与しています。これまでの15年の実績を活かし、トップのVCとの関係性を強化、優れたポートフォリオを形成しています。
JP2ファンドは、複数のファンドに対して分散投資が可能で、これにより金融商品としての魅力を高めています。アクセスが難しいトップティアファンドへの投資も行い、多様化された投資先を通じてリスクを抑えつつ、安定的な運用を目指します。また、JP2では約20本のVCファンドを通じて、600社程度のスタートアップの動向やインサイトを収集し、より深い投資判断を行う予定です。
JP2の目標
JP2の主な出資者には、事業会社やコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)が名を連ねています。スタートアップとの中長期的なオープンイノベーションを促進し、成長が期待される幅広い業界や段階のスタートアップへのアクセス支援が目論まれています。このような取り組みを通じて、事業会社とスタートアップの関係構築を目指します。
投資委員会の体制
JP2の投資委員会は、日米のVCファンド投資やオルタナティブ投資、事業会社の経営に精通したメンバーで構成されています。これにより、厳選した投資判断を行うことが可能となっています。また、運用チームは、VCファンド投資の枠を超え、M&Aやバイアウト投資といった多様な投資経験を持つメンバーで構成されているため、豊かな視点からの投資戦略を築くことが期待されます。
JP2の信頼性
ファンドの設立は2025年7月を予定しており、運用期間は12年間。ベンチャーキャピタル業界での経験に裏打ちされた決定的な知見により、JP2はスタートアップエコシステムの発展に貢献することでしょう。
グリーベンチャーズは、これからのスタートアップの成長を支える重要な役割を果たすと期待されています。日本国内の投資先の拡充に向けた取り組みは、今後も注目を集めることでしょう。今後の動向に目が離せません。