「Z-1 Gen2」でICT進化
2025-11-05 14:10:29
マルチOS対応の画面転送システム「Z-1 Gen2」で educativo ICTの未来を切り開く
マルチOS対応 画面転送システム「Z-1 Gen2」の発表
サイレックス・テクノロジー株式会社は、教育現場のICT活用を次のステージへと推進するために、まさに画期的な製品を発表しました。それが、マルチOSに対応したワイヤレス画面転送システム「Z-1 Gen2」です。この製品は、教育の現場における授業、校内放送、掲示を統合的にサポートするものであり、関連製品「AMC Cast」や「ST-10 E model」と共に登場します。また、Windows用の投影ツール「AMC Meeting」も新機能を搭載し、バージョンアップされます。
現状と背景
現在、日本の教育現場はGIGAスクール構想のもと、1人1台の端末やネットワーク環境の整備が進められましたが、整備されてから5〜7年が経過する中、更新が必要になってきています。文教向けの市場調査によると、2025年度には全国の約72%の学校が端末の更新を計画しているということで、教育環境は大きな変革が求められています。また、次期更新ではChromeOSの採用比率が60%に達する見込みもあり、異なるOSが混在する学習環境が広がると言われています。さらに、教職員のアンケートにおいて、小学校の52%、中学校の66%が「端末が足りない」と回答しており、この状況を受けて、個々の端末だけでなく、ICT環境の見直しが必要とされています。
新製品「Z-1 Gen2」の特長
「Z-1 Gen2」は、これらの課題を解決するために以下のような特長を持っています。まず、このシステムはWindows、iOS、iPadOS、macOS、ChromeOS、AndroidのマルチOSに対応しており、ケーブルやアダプタを必要とせず簡単に接続できます。さらに、校内放送や掲示板の機能も標準搭載されており、授業だけでなく授業外の時間でも大型モニターを有効に活用することができます。
また、特許出願中の「投影禁止機能」によって、成績表や出欠簿などの誤投影を防ぐことができ、セキュリティ面でも安心の設計に仕上がっています。加えて、5年間の安心保証が付いている点も大きな魅力です。教育のICT環境をより安全に、効率的にするための機能が多数盛り込まれています。
併用製品「AMC Cast」と「ST-10 E model」
新製品ラインアップには、校内放送ソフトウェア「AMC Cast」と掲示板サーバ「ST-10 E model」も含まれています。「AMC Cast」は、Windows PCにインストールすることで放送送信機が機能し、カメラ映像やPC画面をリアルタイムで複数の教室に配信することができます。これにより、教員は全校一斉放送や、緊急時の優先放送といった迅速な情報共有が可能となります。
「ST-10 E model」は、校内LANに設置するだけでZ-1 Gen2を電子掲示板に変更することができ、学年別や活動別の連絡欄を設定することができます。さらに、Webブラウザから予約や編集が可能で、複数の教員で作業分担ができる点も利便性を高めています。
今後の展望と導入
2025年秋に市場投入が予定されている「Z-1 Gen2」は、教育の現場に新たなICT環境の構築をもたらすことでしょう。製品の詳細や価格に関しては、サイレックスの製品販売店や公式サイトでの確認が推奨されます。また、サイレックス・テクノロジーは、医療や産業分野でも高い信頼性を誇るワイヤレス技術を提供しており、地域ごとのニーズに応じたカスタムエンジニアリングも行っています。
教育現場におけるデジタル革新は急速に進んでおり、「Z-1 Gen2」の登場は、その一助となることは間違いありません。ICTが活用された新たな学びのスタイルが生まれることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
サイレックス・テクノロジー株式会社
- 住所
- 電話番号
-