小学生に「書くこと」の楽しさを伝える新手帳教材の提供が始まる
日本文化教育推進機構は、株式会社パイロットコーポレーションと共同で、手帳を用いた教育プログラム「書くって大切なこと 手帳編」を全国の小学校に提供すると発表しました。このプロジェクトは、小学生が「書くこと」を楽しみながら学び、自己表現を高めることを目的としています。
「書くこと」の重要性を学べる
「書くって大切なこと 手帳編」は、小学生を対象にしたオリジナルの教材です。子どもたちが手書きの良さを学んだ後に、実際に手帳を使って意欲的に“書くこと”に取り組む内容となっています。この手帳プログラムは、子どもたちが日常生活で出会う様々な感情や考えを自由に表現できるように設計されています。
子どもたちが手帳を使って友達に手紙を書いたり、好きな絵を描いたりすることで、楽しみながら学びます。また、目標や夢を描くことで、自己実現の手助けとなることを目指しています。特に年末年始の授業において、子どもたちが自分の言葉で日々を記録することを促す素晴らしい機会となるでしょう。
特徴と教材内容
本教材には、以下の内容が含まれています。
1.
PILOT手帳:教育プログラムのために特別に開発された子ども用手帳。1冊ずつ無料で配布され、子どもが夢中になれる工夫がたくさんあります。
2.
教師用指導スライド:PowerPoint形式で、1〜2時間の授業を即座に行える構成です。
3.
指導案:授業のポイントや子どもたちの反応例が掲載されており、授業をよりスムーズに進行できる手助けをします。
4.
消せるボールペン「フリクションボールノック」:手帳との相性が良く、間違いを気にせず自由に書けるよう配慮されています。
このプログラムは、日本初の「手帳」×教育プログラムの組み合わせであり、子どもたちが「書くこと」を楽しく体験できる設計がなされています。書くことを通じて、自分の気持ちを言葉にし、思考を整理し、他者との共感を育みます。
幅広い活用が可能
このプログラムは、国語や総合的な学習の時間、学級活動など、幅広い教科で活用できる柔軟性が特長です。また、年間を通じて多様な授業形式に応じた実施が可能なので、教員は各学校の実情に合わせて取り入れることができます。準備が簡単で、手帳、スライド、指導案、ペンの全てがセットになっているため、教育現場ですぐに利用ができます。
対象と申し込みについて
「書くって大切なこと 手帳編」は、小学1年生から6年生を対象としており、全国の小学校や学童、フリースクール、学習塾などで利用可能です。教材は先着10,000名分が無償で提供され、申し込み受付は2025年11月11日から、教材発送は2025年12月1日から順次開始されます。
詳細は公式サイトで
この魅力的な教育プログラムに興味を持たれた方は、公式サイトから詳しい情報を確認し、申し込みを行うことができます。「書くって大切なこと」シリーズは、基本編も含めて実践してみることをお勧めいたします。手帳を通じて、子どもたちの豊かな表現力を育む機会を提供します。ぜひ、教室での活用を検討してみてください。