長野テクトロンの新たな挑戦 - 一体型POSレジNT-POS
長野テクトロン株式会社(本社:長野県長野市)が、最新の一体型POSレジ「NT-POS」を茨城県を中心に展開する食品スーパー株式会社カスミに導入しました。この新しいPOSレジは、カスミの店舗運営の効率化を目指し、レジ業務をさらにスムーズにすることを目的としています。
一体型POSレジの特長
今回導入された「NT-POS」は、タッチパネルPC「NT-POSM82W-J641」を中心に、内蔵レシートプリンターやバーコードスキャナーが組み込まれており、コンパクトなデザインながら機能性も備えています。
「NT-POS」シリーズにはデスク式とフロア式の2種類があり、どちらもモジュラー構造を採用しています。これにより、使いやすさと整然とした店舗環境を両立させています。各店舗のニーズに応じて、カラー変更もできる前面パネルがスタイリッシュな店舗イメージを演出します。
デスク式とフロア式の使い方
デスク式NT-POSM82W
デスク式モデルは、カウンタートップに設置可能で、狭いスペースにも適しています。レシートプリンターやバーコードスキャナーが一体化されているため、コンパクトなデザインでも完全なレジ機能を提供します。オプションで自動釣銭機を搭載することも可能です。
フロア式NT-POSM82W
一方、フロア設置型はセルフレジとして使用され、購入者が自分で会計を行うことができます。レジカゴの置台も装備され、これ一台で会計が完了します。このモデルもまた、内蔵のセキュリティカメラや決済端末のブラケットなど、店舗運営に必要な機能が充実しています。
導入の背景
長野テクトロンは、全国のスーパーマーケットやドラッグストアなどさまざまな業態の店舗への導入を進めています。これまでに筑波大学店に特化したキャッシュレスセルフレジPOSを導入しており、2020年からはその他の店舗への導入を開始しました。このように多様な店舗での実績があることが、長野テクトロンの信頼性を高めています。
技術とサポート
NT-POSシリーズは、最新のハードウェアを用いています。具体的には、Intel® Elkhart Lake J6412を搭載し、8GBのシステムメモリと128GBのSSDストレージを備えています。また、一般的な環境条件下での動作保証がされており、安定した運用が可能です。さらに、長野テクトロンは6社のグループにおいて密に連携を取り、最適なサービスを提供することに努めています。
まとめ
長野テクトロンが提供する一体型POSレジNT-POSは、未来の店舗運営をより便利に、そして効率的にするための大きな一歩です。今後も同社は、様々な業種のニーズに応える製品開発を続け、より多くの店舗に最新技術を提供していくことでしょう。全国のスーパーマーケットや小売店における導入が進む中で、長野テクトロンのさらなる活躍に期待が寄せられます。