株式会社TECHFUNDは、元シューマツワーカーの代表取締役である松村幸弥氏をVice President of Acceleration(VPoA)に就任したと発表しました。松村氏は、創業以来8年間にわたり、副業マッチングプラットフォームを運営し、日本における新しい働き方を定着させる先駆者として知られています。この新たな役職で、TECHFUNDは企業支援の強化を目指し、スタートアップの成長を加速させることを狙っています。
日本のスタートアップ環境は、資金調達が難しくなっている一方で、Web3やAIといった新技術の進化により、新たな市場が次々と誕生しています。TECHFUNDは独自のアクセラレーションプログラムを通じて、新規事業支援の再現性を確立し、数多くの起業家のExit成功へと導いてきました。この実績をもとに、松村氏の就任により新興市場でのスタートアップ支援がさらに拡充されることでしょう。
松村氏は、シューマツワーカーの立ち上げ以前からTECHFUNDのアクセラレーションプログラムに参加していた経歴があり、起業家としてのキャリアもここでスタートしました。TECHFUNDでのこれからの取り組みでは、松村氏の起業家視点と支援者視点を融合させ、さらなるイノベーションを創出する体制が強化される見込みです。
松村氏は次のようにコメントしました。「TECHFUNDから学んだスタートアップの手法を通じて、副業が企業と個人双方に利益をもたらす働き方であることを証明していきたい。私たちは、強いビジョンを持つスタートアップ起業家の成長を加速させ、日本から世界へと新しいイノベーションを発信するために全力を尽くします。」
TECHFUNDは「起業家の可能性を最大化する」というミッションを掲げ、テクノロジーアクセラレーターとして日本だけでなく、アジアやヨーロッパで活躍しています。特に、”技術投資”という新しい手法を用いた初のアクセラレーションプログラム「Hi STARTUP」は、すでに300以上のチームにテクニカルサポートを提供し、10社への技術投資も行ってきました。これにより、大企業向けには社内アクセラレーションプログラム「Hi STARTUP for BIZ」を施行し、30社以上のイノベーションを促進しています。
松村氏は1989年に金沢市で生まれ、横浜国立大学を卒業後、ボルテージに入社。その後、シューマツワーカーを創業し、2023年には同社をクラウドワークスに売却しました。ここで得た経験をTECHFUNDに生かし、スタートアップ支援を一層強化することが期待されています。松村氏の豊かな経験と新たなビジョンにより、TECHFUNDは急速に変化する経済環境においても、支援力を更に高めていくことでしょう。