スーパーミステリー・マガジン『ムー』が新プロジェクト始動
株式会社ワン・パブリッシングが手掛けるスーパーミステリー・マガジン『ムー』は、創刊から45年を迎えるにあたり、新たな観光体験提案「日本不思議再興計画」をスタートしました。この計画の一環として、石川県羽咋市とのコラボレーションにより、音声ARアプリ『ムー旅ミステリーツーリズム能登・羽咋』がリリースされました。
音声ARアプリ『ムー旅ミステリーツーリズム能登・羽咋』の特徴
このアプリは、音声×位置情報の組み合わせを活用し、その場でしか聴けないオリジナルの音声コンテンツを提供します。観光地におけるリソースの不足を解消し、一般のガイドブックでは紹介されていないミステリースポットやUFO情報を体験できるのが特長です。アプリは、2025年4月9日(水)から2026年3月31日(火)まで提供される期間限定のコンテンツです。
新たな観光体験としての意義
羽咋市は観光資源が分散しているため、利用されていないスポットが多く存在しています。音声ARアプリを通じて、地域独自の歴史や文化を紹介し、旅行者が新たな視点で地元を知るきっかけを作ります。この取り組みによって、能登地域の復興を応援し、地域一丸となった活動を推進しています。
特に、アプリを使うことで20か所のミステリースポットが音声でも案内され、訪問者はスマホを手にクラウドガイドとしてミステリーの歴史や驚くべきエピソードを学べます。これによって、観光の無人対応や多言語対応も備え、これまでになかった新しい魅力的な旅を提供することが可能になっています。
地域との連携と展望
『ムー』は今回のプロジェクトに特に地域との連携を重視しており、アプリの認知度を上げるためのホームページを整備し、ラリー参加者向けに地元飲食店での特典も用意されているなど、地域全体が一体となった取り組みを進めています。
この事業は、観光庁の「地域観光新発見事業」に採用され、助成金を得てアプリやコンテンツの開発が行われています。今後も『ムー』は全国の地域と連携し、各地の秘境や不思議なスポットを独自の視点で紹介していく予定です。
『日本不思議再興計画』の背景
「日本不思議再興計画」は、スーパーミステリー・マガジン『ムー』が提唱する地域応援プロジェクトです。一般的なガイドブックには載らない歴史的な秘密や未確認生物の情報を、独自の視点で発信していくことを目的としています。これにより、日本中の地域の魅力を謎めいた形で掘り下げ、訪問者に新たな発見を提供します。
これまでにも『ムー』は、様々な地域でのイベントやガイドブックの発売を通じて、地域振興に貢献してきました。今後もこの取り組みを続け、日本の各地が「不思議の国」として賑わうことを期待しています。